写真は、丹波市山南町の茉莉愛(まりあ)ちゃん、10月5日生まれ。
「優しく思いやりのある子に育ってください。
無事に生まれて泣き声を聞いた時は感動しました。
お産から入院までとても親切にしていただけて、感謝しています。」
赤ちゃんの名前は、私のあげた花言葉入りの「うぶごえカード」から来ているのでしょうか。
聞こえなくなったら、電池を交換すれば、ずっと聴けますからね。
次の写真は、尼崎市の空翔(そらと)くん、10月10日生まれ。
「いろんなことに興味を持って、元気いっぱい育ってください。
みなさん優しくて何でも相談できて心強かったです。」
尼崎からの里帰りでしたよ。
尼崎はここ数年で、すっかり変貌していますよ。
ところで医師専用のコミュニティーサイトが有ります。
そこでは最近の公立病院の再編計画について兵庫県の医師にアンケートを取ったところ、
賛成している割合が51.5%だったとありました。
とくに丹波市の日赤と県立柏原の統合による県立丹波医療センターや、
小野市と三木市が共同で作った北磻磨総合医療センター、
それに加古川市の例が好評です。
そうなのです、医療者はむしろ日本の人口減少と高度医療に応じた病院の再編は歓迎しているのです。
ところが世間の新聞やニュース、市町村は反対の意見ばかりでしょ?
いつまででも市の境界に縛られていてはいけないのですよ。
昨日の夜中というか、今日に半分かかっていたのですが、
妊娠34週で破水した妊婦さんを済生会兵庫県病院まで救急搬送していました。
もちろん私も一緒に救急車に乗るのですよ、途中で生まれてはいけませんからね。
今日の妊婦さんには素早く遠方まで搬送したことに感謝していただきました。
昨年だったかの妊婦さんには後に、破水したことを責められましたけれどね。
つい数年前までは34週の破水は、早産でもタマル産で産んでもらっていたのですよ。
34週だと2100から2200グラムくらいですからね。
この体重だとたいていは呼吸器を付ける必要も無いのです。
ですが時代も変わってきているし、ご両親も高度医療機関での治療を希望されることも増えたので、
最近では県立柏原病院まで送ることにしていました。
ところがさらにここ半年ほどは、柏原ではよく救急での受入を拒否されるのですよ。
そこで済生会病院まで45分ほどかけて搬送しているのです。
たまに神戸大学や中央市民病院に往復2時間以上かけて行くことも有りますよ。
丹波篠山市では、どうも市内で産まないといけないと勘違いされておられます。
丹波市の妊婦さんはよく丹波篠山市のタマル産で産んでくださるのにね。
兵庫医大がお産の取り扱いを中止しただけで、影響が大きいように思われているのですよね。
ですが多くはタマル産で産まれているのではないですか?
市長は近隣の市町村との連携を拒否されていますから、今や孤立無援ですよ。
それでも私は定期的に済生会の勉強会にも参加して太いパイプを作っています。
柏原は残念ながらセンター病院化しましたが、あと10年もすれば再び問題が出るでしょう。
産婦人科の医師が1人でもやめれば補充が有るかどうか。
未熟児センターも作らなかったので、若い医師には不人気でしょうからね。
先ほどの医師のコミュニティでも、実際に丹波医療センターに働く医師が将来の危機を予告されています。
答えはとてもシンプルです。
医療圏を市の境界で線引きせずに、もっと広域で考えるということです。
私がすべてのお産を引き受けますよ。
仮に10年もして、丹波篠山市で出生する赤ちゃんが100人を切るでしょうから、
その頃になればタマル産でお産を継続することは困難になるかもしれません。
それはこれからの市長の手腕にかかっていることです。
そうなればタマル産で妊婦健診をして、あるいは近隣の病院で健診を受けて、
これから新設されるかもしれない妊婦タクシーで入院すれば良いのですよ。
妊婦救急車までは要らないと思いますけれどね。
だってお金がかかり過ぎますから。
24時間体勢を維持するためには、医師なら1人で済みますが、助産師なら5人は必要ですよ。
いやその倍の10人は必要でしょう。
ところが丹波篠山市長はあと1年半もの間、新しく医師を探すのだそうです。
その間、タマル産では職員を増員することもできません。
したがって、お産の取り扱いを増やすことはやめておきます。
タマル産でこれからもお願いしますとだけ言ってもらえれば、
職員も増員して、より安全なお産を目指すところなのですが、市は分かっていませんね。
そこで市会議員のおおさか維新の会の吉田ともよ氏に電話したのですが、つながらないのです。
どうも丹波篠山市に住んでいないようですね。住所も非公開です。
前にお会いしているのでメールを出しても1週間以上返事も有りません。
長期間ツイートもされていないですね。
これが丹波篠山市の子育て支援をとなえる代表ですよ。
先日は私の提言を丹波新聞の記者に1時間もかけて説明したのですが、
今週の丹波新聞の記事はひどかったですよ。
「病院や診療所で産むとバーストラウマになって、助産所ならそれを解決できる」という猿芝居です。
すぐに抗議の電話をしました。
ですが記者は会が開かれたのは事実だから、と開き直りです。
いえいえ会が開かれたのは事実でも、その内容は事実ではないでしょう。
さらには「人口の42%が分娩継続を求め署名」だそうです。
え?タマル産では分娩したくないということですね。
ひょっとして目に入っていないのかしら。
丹波篠山市には残念ながらとてもがっかりしています。
365日、24時間いつでも救急車に乗っているのに、その努力が認められないとは。
ということで、今日でこのブログも終了とします。
「優しく思いやりのある子に育ってください。
無事に生まれて泣き声を聞いた時は感動しました。
お産から入院までとても親切にしていただけて、感謝しています。」
赤ちゃんの名前は、私のあげた花言葉入りの「うぶごえカード」から来ているのでしょうか。
聞こえなくなったら、電池を交換すれば、ずっと聴けますからね。
次の写真は、尼崎市の空翔(そらと)くん、10月10日生まれ。
「いろんなことに興味を持って、元気いっぱい育ってください。
みなさん優しくて何でも相談できて心強かったです。」
尼崎からの里帰りでしたよ。
尼崎はここ数年で、すっかり変貌していますよ。
ところで医師専用のコミュニティーサイトが有ります。
そこでは最近の公立病院の再編計画について兵庫県の医師にアンケートを取ったところ、
賛成している割合が51.5%だったとありました。
とくに丹波市の日赤と県立柏原の統合による県立丹波医療センターや、
小野市と三木市が共同で作った北磻磨総合医療センター、
それに加古川市の例が好評です。
そうなのです、医療者はむしろ日本の人口減少と高度医療に応じた病院の再編は歓迎しているのです。
ところが世間の新聞やニュース、市町村は反対の意見ばかりでしょ?
いつまででも市の境界に縛られていてはいけないのですよ。
昨日の夜中というか、今日に半分かかっていたのですが、
妊娠34週で破水した妊婦さんを済生会兵庫県病院まで救急搬送していました。
もちろん私も一緒に救急車に乗るのですよ、途中で生まれてはいけませんからね。
今日の妊婦さんには素早く遠方まで搬送したことに感謝していただきました。
昨年だったかの妊婦さんには後に、破水したことを責められましたけれどね。
つい数年前までは34週の破水は、早産でもタマル産で産んでもらっていたのですよ。
34週だと2100から2200グラムくらいですからね。
この体重だとたいていは呼吸器を付ける必要も無いのです。
ですが時代も変わってきているし、ご両親も高度医療機関での治療を希望されることも増えたので、
最近では県立柏原病院まで送ることにしていました。
ところがさらにここ半年ほどは、柏原ではよく救急での受入を拒否されるのですよ。
そこで済生会病院まで45分ほどかけて搬送しているのです。
たまに神戸大学や中央市民病院に往復2時間以上かけて行くことも有りますよ。
丹波篠山市では、どうも市内で産まないといけないと勘違いされておられます。
丹波市の妊婦さんはよく丹波篠山市のタマル産で産んでくださるのにね。
兵庫医大がお産の取り扱いを中止しただけで、影響が大きいように思われているのですよね。
ですが多くはタマル産で産まれているのではないですか?
市長は近隣の市町村との連携を拒否されていますから、今や孤立無援ですよ。
それでも私は定期的に済生会の勉強会にも参加して太いパイプを作っています。
柏原は残念ながらセンター病院化しましたが、あと10年もすれば再び問題が出るでしょう。
産婦人科の医師が1人でもやめれば補充が有るかどうか。
未熟児センターも作らなかったので、若い医師には不人気でしょうからね。
先ほどの医師のコミュニティでも、実際に丹波医療センターに働く医師が将来の危機を予告されています。
答えはとてもシンプルです。
医療圏を市の境界で線引きせずに、もっと広域で考えるということです。
私がすべてのお産を引き受けますよ。
仮に10年もして、丹波篠山市で出生する赤ちゃんが100人を切るでしょうから、
その頃になればタマル産でお産を継続することは困難になるかもしれません。
それはこれからの市長の手腕にかかっていることです。
そうなればタマル産で妊婦健診をして、あるいは近隣の病院で健診を受けて、
これから新設されるかもしれない妊婦タクシーで入院すれば良いのですよ。
妊婦救急車までは要らないと思いますけれどね。
だってお金がかかり過ぎますから。
24時間体勢を維持するためには、医師なら1人で済みますが、助産師なら5人は必要ですよ。
いやその倍の10人は必要でしょう。
ところが丹波篠山市長はあと1年半もの間、新しく医師を探すのだそうです。
その間、タマル産では職員を増員することもできません。
したがって、お産の取り扱いを増やすことはやめておきます。
タマル産でこれからもお願いしますとだけ言ってもらえれば、
職員も増員して、より安全なお産を目指すところなのですが、市は分かっていませんね。
そこで市会議員のおおさか維新の会の吉田ともよ氏に電話したのですが、つながらないのです。
どうも丹波篠山市に住んでいないようですね。住所も非公開です。
前にお会いしているのでメールを出しても1週間以上返事も有りません。
長期間ツイートもされていないですね。
これが丹波篠山市の子育て支援をとなえる代表ですよ。
先日は私の提言を丹波新聞の記者に1時間もかけて説明したのですが、
今週の丹波新聞の記事はひどかったですよ。
「病院や診療所で産むとバーストラウマになって、助産所ならそれを解決できる」という猿芝居です。
すぐに抗議の電話をしました。
ですが記者は会が開かれたのは事実だから、と開き直りです。
いえいえ会が開かれたのは事実でも、その内容は事実ではないでしょう。
さらには「人口の42%が分娩継続を求め署名」だそうです。
え?タマル産では分娩したくないということですね。
ひょっとして目に入っていないのかしら。
丹波篠山市には残念ながらとてもがっかりしています。
365日、24時間いつでも救急車に乗っているのに、その努力が認められないとは。
ということで、今日でこのブログも終了とします。