西宮市山口町の杏(あん)ちゃん、7月29日生まれ。
「お兄ちゃんと仲良く、優しい子になってください。
個室でゆっくり過ごすことができました。」
最近は大学の学食も、1人ぼっちの、「ぼっち席」が流行っているそうです。
高校野球でも、旅館で大部屋から、個室に変遷しているのでしょう?
産婦さんも、プライベートをより重視されるようになりました。
だから個室がいいのですよね。家族と過ごせますしね。
ところで、小学校の時に「多数決」という概念を教えてもらった記憶が有ります。
でも、今思えば、これほど悪い制度は有りません。選挙も同じ。
それよりも、自分は犠牲にしても、正しいことを成就させる、というのがベストなのでしょう。
日本産婦人科医会がこの7月に少子化対策を発表しました。
結論を先にお話すると、赤ちゃんを産む人に、手厚い手当を付けるということです。
国の予算というものは決まっているのです。それをどう配分するかなのですが、
赤ちゃんを産む人に予算を付ければ、赤ちゃんを産まない人には予算が回ってこないということです。
お爺ちゃんもお婆ちゃんも子供も、不妊症のカップルも、
赤ちゃんを産むわけではないのですが、その人たちの方がたくさん居るでしょう?
もし多数決の原理でいくなら、赤ちゃんを産む人には、メリットはないわけです。
だから産まない人も、協力して、赤ちゃんを産む人のためにつくさないといけない、ということです。
損得で勘定してはいけませんね。
それどころか、自分は赤ちゃんを産む機会は逃したとしても、
代わりの女性が産んでくれる。すると人口が戻って、日本が元気になる。
さらにはGDPも上がるから、高齢の人の年金にも、低所得の人にも恩恵が回ってくるのです。
ヨーロッパを例に取りましょう。
イタリアは出生率が1.3、スペインは1.3
ドイツは1.4と低いのですが、
フランス2.0、スウェーデン1.8、イギリス1.8と高いのです。
ちなみに日本は1.4ですね。もちろん低い方です。
なら、フランスをまねればいいのですよ。
これは日本産婦人科医会の報告ですからね。
女性の働き方に関しては、フランスでは常勤で働いていても、
妊娠しても仕事をやめずにパートという形態に変更するのです。
日本ではやめるか、育児休暇で休んでしまいますね。
しかもフランスのパートは、待遇が良くて、
妊娠、出産手当、所得税の控除、児童手当、が充実していて、
3歳以上の教育費は無料、
第2子以上は20歳まで優遇税制が有り、
育児休暇はむしろ短いのです。
他にも保育所やベビーシッターの充実、
フルタイムに戻っても、支援は打ち切られない、
家族収入に関係なく手当が貰える、などです。
日本でもようやく、これらの意見が通り始め、
第3子以降に重点的に予算を配分するようです。
私は産婦人科でしかも不妊症の方の治療をしているので申し上げにくいのですが、
高齢の不妊症のカップルに予算を付けるよりも、少子化対策という意味では、
20代の1人、2人、産んでいる人に、もう1人産んでもらう方が簡単なのです。
また日本では弱者救済という観念が強く、
所得が高く、赤ちゃんをたくさん産む家庭を羨む傾向が有ります。
所得イコール使えるお金ではなくて、所得は設備投資に回るので、家庭に入るものではないのですが、
どうも日本人は総中流意識が強く、多数決で、1人、2人の子供で満足するのです。
それではフランスのようにはなれず、イタリアのようにしかなれないというのです。
結論に戻りますが、
自分を犠牲にすれば、少子化対策なんて簡単です。
若い女性が赤ちゃんを産まないのも、自由が侵されるからだそうです。
自分の自由よりも、国が喜ぶ、あるいは、神様が喜ばれるような世界を実現せねばいけません。
神様は私たちを遊ばせるために造られたのではありませんからね。
最後の箇所は、日本産婦人科医会ではなくて、私の意見でした。
フェイスブックはこちらhttps://www.facebook.com/tamarclinic
「お兄ちゃんと仲良く、優しい子になってください。
個室でゆっくり過ごすことができました。」
最近は大学の学食も、1人ぼっちの、「ぼっち席」が流行っているそうです。
高校野球でも、旅館で大部屋から、個室に変遷しているのでしょう?
産婦さんも、プライベートをより重視されるようになりました。
だから個室がいいのですよね。家族と過ごせますしね。
ところで、小学校の時に「多数決」という概念を教えてもらった記憶が有ります。
でも、今思えば、これほど悪い制度は有りません。選挙も同じ。
それよりも、自分は犠牲にしても、正しいことを成就させる、というのがベストなのでしょう。
日本産婦人科医会がこの7月に少子化対策を発表しました。
結論を先にお話すると、赤ちゃんを産む人に、手厚い手当を付けるということです。
国の予算というものは決まっているのです。それをどう配分するかなのですが、
赤ちゃんを産む人に予算を付ければ、赤ちゃんを産まない人には予算が回ってこないということです。
お爺ちゃんもお婆ちゃんも子供も、不妊症のカップルも、
赤ちゃんを産むわけではないのですが、その人たちの方がたくさん居るでしょう?
もし多数決の原理でいくなら、赤ちゃんを産む人には、メリットはないわけです。
だから産まない人も、協力して、赤ちゃんを産む人のためにつくさないといけない、ということです。
損得で勘定してはいけませんね。
それどころか、自分は赤ちゃんを産む機会は逃したとしても、
代わりの女性が産んでくれる。すると人口が戻って、日本が元気になる。
さらにはGDPも上がるから、高齢の人の年金にも、低所得の人にも恩恵が回ってくるのです。
ヨーロッパを例に取りましょう。
イタリアは出生率が1.3、スペインは1.3
ドイツは1.4と低いのですが、
フランス2.0、スウェーデン1.8、イギリス1.8と高いのです。
ちなみに日本は1.4ですね。もちろん低い方です。
なら、フランスをまねればいいのですよ。
これは日本産婦人科医会の報告ですからね。
女性の働き方に関しては、フランスでは常勤で働いていても、
妊娠しても仕事をやめずにパートという形態に変更するのです。
日本ではやめるか、育児休暇で休んでしまいますね。
しかもフランスのパートは、待遇が良くて、
妊娠、出産手当、所得税の控除、児童手当、が充実していて、
3歳以上の教育費は無料、
第2子以上は20歳まで優遇税制が有り、
育児休暇はむしろ短いのです。
他にも保育所やベビーシッターの充実、
フルタイムに戻っても、支援は打ち切られない、
家族収入に関係なく手当が貰える、などです。
日本でもようやく、これらの意見が通り始め、
第3子以降に重点的に予算を配分するようです。
私は産婦人科でしかも不妊症の方の治療をしているので申し上げにくいのですが、
高齢の不妊症のカップルに予算を付けるよりも、少子化対策という意味では、
20代の1人、2人、産んでいる人に、もう1人産んでもらう方が簡単なのです。
また日本では弱者救済という観念が強く、
所得が高く、赤ちゃんをたくさん産む家庭を羨む傾向が有ります。
所得イコール使えるお金ではなくて、所得は設備投資に回るので、家庭に入るものではないのですが、
どうも日本人は総中流意識が強く、多数決で、1人、2人の子供で満足するのです。
それではフランスのようにはなれず、イタリアのようにしかなれないというのです。
結論に戻りますが、
自分を犠牲にすれば、少子化対策なんて簡単です。
若い女性が赤ちゃんを産まないのも、自由が侵されるからだそうです。
自分の自由よりも、国が喜ぶ、あるいは、神様が喜ばれるような世界を実現せねばいけません。
神様は私たちを遊ばせるために造られたのではありませんからね。
最後の箇所は、日本産婦人科医会ではなくて、私の意見でした。
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