写真は、神戸市北区の七葉(ななは)ちゃん、1月28日生まれ。
「幸せに育ってください。
お産は、しんどかったです。」
2人目ですが、まだお産が楽しいというレベルには達しませんでしたか。
何人か産んでいるお母さんでは、お産が気持ち良かったと言われることも有りますよ。
今週は何度もお話していますが、今日3月1日で、タマル産はちょうど20歳となりました。
保険診療は開業した翌月からしかできないので、
実際に診療を始めたのは4月1日なのです。
だからその1ヶ月間は新しい職員と、開業準備をしていたのです。
開業当初からの職員は、助産師のYさん、調理師のAさん、それに裏方のDさんです。
その他の職員さんも長く働いてもらっています。
長く働けるというのは、職場環境が良いからだ、なんて自負していますよ。
それに受付のKさん、看護師のWさん、リフロクソロジストのAさん、調理師のAさんの娘さんたちは、
タマル産で何人も赤ちゃんを産まれましたしね。
自分の職場で産めるなんて、すてきではないですか。
20年前の5月14日に、第1号の赤ちゃんが生まれました。
開業してすぐですよ。
なぜ記憶に有るかと言えば、我が家の5番目の子だからです。
タマル産で初めての赤ちゃんは、水中出産で生まれたのですね。
この水中出産用のプールは、私がフランスから輸入したもので、
もちろん日本では初めてのものでした。
医療用具として、ちゃんと厚生省だかの承認も降りたものなのです。
おかげでたかがビニールプールに2百万円という値段が付いたのですけれどね。
夕方に陣痛が始まったと連絡が入り、柏原から篠山まで迎えに走っている間に、
プールにお湯をはってもらいました。
水着に着替えてプールに入ってもらい、比較的スムーズに産むことができましたよ。
その後は何人も水中出産を希望するお母さんに、トライしていただきました。
希望されないお母さんの方が多かったのですが、
そういうお母さんには当初よりウォーターベッドでのお産をして頂いていたのです。
水中出産の簡易版と考えていただければ良いでしょう。
ウォーターベッドも、開業を考えた時、分娩台をいろいろと考慮する中で、
坐位でする分娩椅子だとか、宇宙飛行士のように回る椅子、
それに今で言う介護浴槽のような扉の付いたお風呂などを調査したのです。
そこでピンと来たのがウォーターベッドでのお産だったのですね。
もちろんこちらも世界で初めて、というか今でもタマル産でしかしていない方法なのです。
なかなか好評ですよ。
分娩台に抵抗の有る女性は多いのです。
そもそも歴史的に分娩台は、医療者が処置しやすいように考えられたものですから、
産むために気持ち良いかという意味では、最悪なのです。
もちろん緊急の処置が必要なお母さんや、帝王切開では分娩台を使用するのですが、
それではがっかりされる方も多いのですよね。
そんなこんなで20年、今だに手探りのまま、常に良いものを探し続けているのですよ。
とくに分娩介助の方法は、助産師さん任せにはなかなかできないのですよ。
やはり赤ちゃんの産み時というのが有って、こればかりはなかなか伝授できないのですね。
最近では神戸市北区と言えば、オカ・レディース・クリニックさんと松岡産婦人科クリニックさんが、
ともに今年中に分娩の取り扱いを中止すると発表されました。
残念ながらこれからは、病院中心のお産となっていくのでしょうね。
そんな中でタマル産は、少しでも足跡を残せれば、と思っていますよ。
「幸せに育ってください。
お産は、しんどかったです。」
2人目ですが、まだお産が楽しいというレベルには達しませんでしたか。
何人か産んでいるお母さんでは、お産が気持ち良かったと言われることも有りますよ。
今週は何度もお話していますが、今日3月1日で、タマル産はちょうど20歳となりました。
保険診療は開業した翌月からしかできないので、
実際に診療を始めたのは4月1日なのです。
だからその1ヶ月間は新しい職員と、開業準備をしていたのです。
開業当初からの職員は、助産師のYさん、調理師のAさん、それに裏方のDさんです。
その他の職員さんも長く働いてもらっています。
長く働けるというのは、職場環境が良いからだ、なんて自負していますよ。
それに受付のKさん、看護師のWさん、リフロクソロジストのAさん、調理師のAさんの娘さんたちは、
タマル産で何人も赤ちゃんを産まれましたしね。
自分の職場で産めるなんて、すてきではないですか。
20年前の5月14日に、第1号の赤ちゃんが生まれました。
開業してすぐですよ。
なぜ記憶に有るかと言えば、我が家の5番目の子だからです。
タマル産で初めての赤ちゃんは、水中出産で生まれたのですね。
この水中出産用のプールは、私がフランスから輸入したもので、
もちろん日本では初めてのものでした。
医療用具として、ちゃんと厚生省だかの承認も降りたものなのです。
おかげでたかがビニールプールに2百万円という値段が付いたのですけれどね。
夕方に陣痛が始まったと連絡が入り、柏原から篠山まで迎えに走っている間に、
プールにお湯をはってもらいました。
水着に着替えてプールに入ってもらい、比較的スムーズに産むことができましたよ。
その後は何人も水中出産を希望するお母さんに、トライしていただきました。
希望されないお母さんの方が多かったのですが、
そういうお母さんには当初よりウォーターベッドでのお産をして頂いていたのです。
水中出産の簡易版と考えていただければ良いでしょう。
ウォーターベッドも、開業を考えた時、分娩台をいろいろと考慮する中で、
坐位でする分娩椅子だとか、宇宙飛行士のように回る椅子、
それに今で言う介護浴槽のような扉の付いたお風呂などを調査したのです。
そこでピンと来たのがウォーターベッドでのお産だったのですね。
もちろんこちらも世界で初めて、というか今でもタマル産でしかしていない方法なのです。
なかなか好評ですよ。
分娩台に抵抗の有る女性は多いのです。
そもそも歴史的に分娩台は、医療者が処置しやすいように考えられたものですから、
産むために気持ち良いかという意味では、最悪なのです。
もちろん緊急の処置が必要なお母さんや、帝王切開では分娩台を使用するのですが、
それではがっかりされる方も多いのですよね。
そんなこんなで20年、今だに手探りのまま、常に良いものを探し続けているのですよ。
とくに分娩介助の方法は、助産師さん任せにはなかなかできないのですよ。
やはり赤ちゃんの産み時というのが有って、こればかりはなかなか伝授できないのですね。
最近では神戸市北区と言えば、オカ・レディース・クリニックさんと松岡産婦人科クリニックさんが、
ともに今年中に分娩の取り扱いを中止すると発表されました。
残念ながらこれからは、病院中心のお産となっていくのでしょうね。
そんな中でタマル産は、少しでも足跡を残せれば、と思っていますよ。