今日で1月も終わりです。タマル産に来た年賀状のご紹介も今年はこれまでです。
載せてもいいという方は、来年こそは送っていただけると嬉しいです。
職員も楽しみに待っていますよ。
職員はみな、大きく育った子どもたちを見て、仕事にやり甲斐を感じているのですから。
巷ではインフルエンザが猛威を奮っているようですね。
受験シーズンですが、みなさん大丈夫でしょうか。
先ほども妊婦さんから、高熱が出たけれど、内科に行くか産婦人科にかかるか
どちらがいいかの問い合わせの電話です。
もちろん治療は内科に行ってください。
予防は、産婦人科に来てください。毎年11月に妊婦さんにだけ予防接種をしています。
妊婦が感染すると重症化することが多いからです。
とくに今年流行しているインフルエンザのタイプはH1N1タイプで、
2009年から2010年に流行したものと同じで、妊婦さんがかかれば重症化します。
昨年末の予防接種を受けた方は、感染しにくそうですよ。
もしくは軽症で済みそうです。
ポイントは高熱が出たら、48時間以内に抗インフルエンザ薬を使用することです。
ただし今年の薬はタミフルよりもリレンザやイナビルの方が有効性が高いようです。
リレンザなら、症状が出た後では10mgを1日2回、5日間吸入します。
症状が出る前で、罹患者に濃厚に接触した場合は、予防的に1日1回、10日間吸入します。
妊娠中でも胎児に薬の影響は有りません。
お産の直前にかかった場合は注意が必要です。
感染して7日以内にお産になった場合は、赤ちゃんをお母さんから離します。
普通、タマル産では母子同室なのに、こればかりはできません。
お産の後にお母さんに症状が出た場合は、お産の直近に感染していたことになりますね。
お乳もあげだしたでしょうから、逆に新生児室には戻さないで、
ずっと個室で赤ちゃんを看てあげてください。
赤ちゃんに感染の疑いが有れば、未熟児センターで管理してもらうことになるかもしれません。
インフルエンザとは違いますが、水疱瘡もお産の直前にかかると、注意が必要な病気です。
以前、母子同室管理を徹底したことが有ります。
またお産の直前にヘルペスウィルスが発症した方も居られて、
その場合は他の病院で帝王切開をしてもらったことが有ります。
赤ちゃんへの感染を防ぐためと、赤ちゃんへの感染が有った場合の対応を考慮してです。
このように、生まれる前後の感染症は気をつけないといけないのです。
せっかく有るのですから、11月には予防接種、と覚えておいてください。
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神様の愛は太陽より強いのです。
朝日が出れば、すべての植物の芽は太陽に向かいます。
これと同じように、神様の愛は生命の紀源であり、
私たちの本心の起源であり、
理想的要素の主体的起源です。
そのようになっています。
レバレンド・ムーン