写真はレンギョウに似ていますが、雲南黄梅です。今、花盛りですよ。
この春から職員の制服が変わったのには、気付かれましたか?
ブルーの線が入ったのです。分かりませんよね。
開業して23年、ずっと同じ制服だったのですが、もう入荷困難となったので、
あと10年先を見越して大量に仕入れたのです。サイズもバラバラにね。
さらに一昨年からは、空調も段階的に入れ替えているのですよ。お金がかかっています。
それほど、まだまだ頑張ろうと思っていたからです。
最近、困難なお産が続きました。
タマル産では1、2年に1回くらいは輸血する妊婦さんが居られます。
お産ってね、バケツの水をひっくり返すような勢いで出血することが有るのです。
大きい病院では、輸血する妊婦さんはタマル産の数倍の割合なのですよ。
ただ、大きい病院ではその場で輸血できるので、お産のリスクは高いけれど、致死性のリスクは低いとも言えるわけです。
ですがタマル産では、緊急で輸血できる病院を探さないといけません。
今回は済生会病院や神戸大学病院、神戸中央市民病院やこども病院にも帝王切開中ということで断られ、5箇所目にしてやっと搬送先が決まりました。
しかも市の救急車の対応も悪く、クリニックを出るまでに30分ほど費やしてしまったのです。
さらに搬送にも時間がかかってしまいますからね。
今度、三田市民病院が無くなる話はしましたが、
その分、済生会病院はさらに忙しくなって、緊急の受け入れは困難になるでしょう。
近隣では中小病院や開業産婦人科が次々と無くなり、
大きな病院は、低リスクのお産をたくさん受け入れるようになり、
逆に緊急事態に対応できなくなってきているのです。
小児救急はもっと悲惨な状況です。
これまでは済生会兵庫県病院は、妊娠22週の早産から受け入れてもらえたのです。
ところがこの春から、妊娠28週以降でないと受け入れ拒否ですよ。
これは大問題なのです。
六甲山より北側で早産すると、海側まで搬送されるのです。
新生児医療は一刻を争う時間との勝負なのですが、
六甲山より北で、緊急に赤ちゃんを産むのは困難になりつつあるのですよ。
それに加えて、最近は肥満の女性や高齢女性が増えており、性感染症による癒着胎盤、
高齢に伴う子宮筋腫などの合併症の有るお産など、リスクの高いお産が増えてきています。
そろそろ開業医では手に負えない時代になってきたようです。
この春から職員の制服が変わったのには、気付かれましたか?
ブルーの線が入ったのです。分かりませんよね。
開業して23年、ずっと同じ制服だったのですが、もう入荷困難となったので、
あと10年先を見越して大量に仕入れたのです。サイズもバラバラにね。
さらに一昨年からは、空調も段階的に入れ替えているのですよ。お金がかかっています。
それほど、まだまだ頑張ろうと思っていたからです。
最近、困難なお産が続きました。
タマル産では1、2年に1回くらいは輸血する妊婦さんが居られます。
お産ってね、バケツの水をひっくり返すような勢いで出血することが有るのです。
大きい病院では、輸血する妊婦さんはタマル産の数倍の割合なのですよ。
ただ、大きい病院ではその場で輸血できるので、お産のリスクは高いけれど、致死性のリスクは低いとも言えるわけです。
ですがタマル産では、緊急で輸血できる病院を探さないといけません。
今回は済生会病院や神戸大学病院、神戸中央市民病院やこども病院にも帝王切開中ということで断られ、5箇所目にしてやっと搬送先が決まりました。
しかも市の救急車の対応も悪く、クリニックを出るまでに30分ほど費やしてしまったのです。
さらに搬送にも時間がかかってしまいますからね。
今度、三田市民病院が無くなる話はしましたが、
その分、済生会病院はさらに忙しくなって、緊急の受け入れは困難になるでしょう。
近隣では中小病院や開業産婦人科が次々と無くなり、
大きな病院は、低リスクのお産をたくさん受け入れるようになり、
逆に緊急事態に対応できなくなってきているのです。
小児救急はもっと悲惨な状況です。
これまでは済生会兵庫県病院は、妊娠22週の早産から受け入れてもらえたのです。
ところがこの春から、妊娠28週以降でないと受け入れ拒否ですよ。
これは大問題なのです。
六甲山より北側で早産すると、海側まで搬送されるのです。
新生児医療は一刻を争う時間との勝負なのですが、
六甲山より北で、緊急に赤ちゃんを産むのは困難になりつつあるのですよ。
それに加えて、最近は肥満の女性や高齢女性が増えており、性感染症による癒着胎盤、
高齢に伴う子宮筋腫などの合併症の有るお産など、リスクの高いお産が増えてきています。
そろそろ開業医では手に負えない時代になってきたようです。