一番上の写真は、大阪市中央区の歩香(あゆか)ちゃん、11月22日生まれ。
「これからの人生を焦らず、ゆっくりと歩いていってください。
2人目だったのでうが、思っていた以上にすぐに出てきてくれたなと思いました。
次も変わらず、家族と一緒にお産したいです。」
そうですね、タマル産の良いところは、家族で一緒にお産できることだと思っています。
LDRという陣痛室も分娩室も一緒になった部屋で、
しかもお産の時に別室に移動するのではなく、そのまま家族とともにお産できるのですからね。
それともう1つ、気づいておられるかどうか分かりませんが、
視線のレベルが一緒、というのも有るのですよ。
医師や看護師に分娩台で上から覗かれるのではなく、同じ高さの視線で分娩に挑めるのです。
これはリラックスして産むことにつながるのですからね。
さて、今日の話題は、もうすぐ始まる「スマホ通院」の予習です。
連日、準備にかなりの時間をかけています。
1つは、ホームページをまた作り直している最中なのです。
12月の半ばを目標に、まったく新しいホームページにリニューアル予定です。
先月、厚生省の発表で、今までは規制になっていなかった医療機関のホームページが、
検閲されることになったのですよね。
しかも一般の人に検閲させるのですよ。
ガイドラインに沿っていないホームページを見つけたら、
医療広告ネットパトロールというのに通報する、というシステムを作ったのですからね。
恐ろしい監視世界になりましたね。
規制の対象は、術前術後の写真を載せてはいけないとか、
医療成績を載せてはいけないとかです。
タマル産で言えば、帝王世界率が世界的に見ても低いだとか、不妊治療の成績が良いよ、などと謳うことは、
ちょっと引っかかるようにも思うのですよ。
ですから、そんなことは一切、省くことにしました。
地図とか、電話番号だけで良いよね、と思うわけです。
それとスマホ通院、の開設でしたね。
保険診療でもスマホで再診できるというのは、さてどこまで便利かどうか分かりませんが、
試してみることにしましたよ。
ですがメインは、自由診療でしょうね。
ピルの処方やアフターピルの処方です。
アフターピルなんて、本当に遠方から来院されますからね。
それはタマル産が日曜日も診療しているからでしょう。
それでも診察時間内に来院できない方も居られます。
ですから、とりあえず診察時間内に初診をスマホで済ませる。
そして、24時間いつでも構いませんから、アフターピルを取りに来院する、という段取りです。
こちらはちょっと便利かもしれませんね。
せっかくのスマホ通院ですから、さらに新しいメニューも考えてみました。
更年期から老年期にかけての、女性の「薄毛対策」です。
美容皮膚科の1つのメニューとして入れることにしました。
シミやホクロならクリニックを受診しないといけないでしょうが、
薄毛対策の内服薬と塗り薬なら、わざわざ受診しなくても、家に郵便で届くと便利ですよね。
女性の薄毛の特徴は、「びまん性脱毛」と言って、頭皮全体に生じるタイプが主流です。
女性の40%が発症すると言われていますよ。
産後や授乳後にも多いでしょう。
更年期ごろからもひどくなりますね。
びまん性脱毛の薬は、爪の変化にも効果が有ります。
これに対して男性型脱毛は少し違うのですよ。
頭頂部やおでこから脱毛しますからね。
塗り薬と飲み薬は、女性用のものとかなり違うのです。
どちらも有りますが、飲み薬には保険適応も有ります。
12月中頃からの開始予定なので、スマホ診療を始めるきっかけ、としてくだされば幸いです。