子宮頸がんワクチンの予約の仕方

今朝はお産のモーニングコールからの始まりでした。
そして今からお産の入院で、夜中には産まれるでしょう。
明日は外来が始まる前に人工授精の予約が入っています。
人工授精も付きっきりで１時間かかるのですよ。
仕事が有ることに感謝しないといけませんね。

今月は法人の決算月だったのですが、これだけ働いても、丹波篠山市からの助成が有っても、さらに数千万円の赤字決算でしたよ。
昨年は新型コロナのせいで結婚控えや産み控えが有りましたからね。
世間の人は、医療機関はさぞ儲けていると思っているでしょうけれどね。
ただし帝王切開をたくさんすると大幅な黒字にはなるのでしょう。

さて愚痴はこれくらいにして、この春からの子宮頸がんワクチン再開のお話を再度しておきましょう。
診察時間内に、電話で予約をお取りください。
伝える内容は、４価のワクチンか、９価のワクチンのどちらを希望するか、です。
図に有るように、ヒトパピローマウィルスの１６、１８、３１、３３、３５、４５、５８型の８種類のどれかに性行為で感染すると、５年以内に子宮頸がんになることが有るのです。
その他の型はリスクは高くは有りません。

これまでは一番危険な１６型と１８型に効果の有る、ガーダシルというワクチンがよく使われていました。
ですがこの春からは高リスクの８種類のウィルスのうち７種類に効果の有るシルガードナインという予防接種も使用できるようになったのです。
シルガードセブンではなくナインなのですよね。
ですからせっかく打つのであれば、９価ワクチンをおすすめします。

でも打たないという選択肢も有りますよ。
政府は予防接種の副作用が出た時に速やかに補償をすると言っていたはずなのですが、
新型コロナでは数千人、あるいは数万人も亡くなっているのに、その詳細を意図的に隠しています。
因果関係を認めた件数もごくわずかになっています。
ですからもし予防接種で何か副作用が生じても、政府は何もしてくれないことは覚悟しておいてください。

子宮頸がん検診でヒトパピローマウィルスが検出されるのは、誰でもというわけでもないのです。
今週も２人、性産業で働いている女性が来院されましたが、
１人は半年間で４回も違う性感染症に罹患されました。
もちろん子宮頸がん検診でも異常になりましたよ。

この６月は、トライやるウィークでしたが、そこに参加した中学生から礼状が届きました。
「自分の身体を大切にしないといけないと感じました。」と書かれていましたよ。
その中学生は私が取り上げた子なのですが、こういう子は将来、性感染症にはかからないでしょう。

話は変わります。
前々会のブログで、安倍元首相を暗殺したのは山上ではないと申しました。
その銃は空砲で、少なくとも２人のスナイパーが居たことが分かっています。
科学的に音響検査で検証すればすぐに分かることです。
詳しいことを知りたければ、本屋さんでは今月号の月刊WILLの特別号を読まれると良いでしょう。
世界日報にも詳しく載っています。
日本で真実のことが書かれているメディアはここだけです。
他の大手メディアは、事件翌日はまったく同じ見出しだったのですからね。
公安警察のトップも、国会議員も、司法も奈良市長もメディアもすべてグルです。

それで放射線防護センターから「国史　奈良の変」という書籍を期間限定で、７月１日から２週間だけ申し込めます。
札幌医大名誉教授の高田純博士の著書です。
他の出版社は発刊を拒んだようです。
申し込みはこちら
もちろん私も申し込みますよ。
民主主義の無い国では、赤ちゃんを産みたいという希望が持てませんよね。
だから真実を追求しなければなりません。

産婦人科医は魔法使いではありません

タマル産のラベンダーが突然、満開になりましたよ。
ラベンダーを引き立てるために、すき間時間に草刈りもしています。
男手が無いものですからね。

夜中は夜中で働いているのですよ。
今週も1泊2日で、みなさんが寝ている間も陣痛の初産婦さんに付き合いました。

胎児が大きくて、首に臍の緒が播いていると、まず難産になるのです。
大きな病院ではほぼ確実に、陣痛が来る前に帝王切開されてしまうのです。
だって予定日が近くなっても、プカプカと胎児が浮いているからです。
医学用語ではザイツサインがプラスと言います。
近くの県立病院では妊娠の32週ごろになったら、どんどん帝王切開の予定を入れていくのですよ。

それに比べてタマル産では帝王切開がわずか１％です。
そうするとみなさん、放っておいても産めるのだと勘違いされます。
ですがそんな魔法のような話は無いのです。
医師が何時間も付きっきりでいるからこそ、何とか無事に生まれてくるのですからね。

ただそんな努力も、なかなか妊婦さんは伝わらないのが実情です。
とくに初めての赤ちゃんは、そうは簡単に産めないのです。
妊娠中は健康的な食事をしないといけないのですが、
医師や助産師の指導をちゃんと聞いてもらえることは少ないのです。
最近は医療への不信感を増幅して報道するメディアばかりですからね。
こんな地方でも医療機関にバッシングする輩が多いのは仕方が無いのでしょうね。

そうそう、丹波篠山市長に次いで兵庫県知事も、パートナーシップ制度導入と発言されました。
家庭や宗教や皇室の価値観を否定して、国を滅ぼしたいのでしょうか。
これでは少子化対策に逆行しているのですよ。
そもそもトランスジェンダーの定義も曖昧です。
自らを女性化することで性的快感を覚えるオートガイネフィリアや、
犯罪目的でトランスジェンダーを自称しているケースも有るのです。
さらには性自認は途中で変わる場合も有ります。
それを小学生に男性と女性、それに中間の性が有ることを教える必要は無いでしょう。

逆子の回転術はたったの2,400円

連日、ベランダの桑の赤い実を食べにくるのは、ヒヨドリでしょうか。
キーキーキキッと聞こえるのです。
野いちごや山ぶどう、ミニトマトには興味は無いようですね。

逆子（さかご）のお話は何度かしたのですが、質問が多いので改めてしておきましょう。
今年は逆子が多くてたいへんです。
タマル産では基本的に逆子は帝王切開しません。
もし帝王切開したい方は、大きな病院でされた方が、人手も有るし、輸血もすぐにできますからね。

大きな病院に紹介する場合は、32週までに紹介するようにと県立病院の部長に言われています。
でもね、32週での逆子なんて、90％は産むまでに自然に頭が下になるのですよ。
それなのにいちいち紹介していては、タマル産の意義が無くなってしまいます。
それでタマル産では36週までは自然に待つのです。

そうすると年に数人の赤ちゃんだけが逆子のままで36週を迎えるのです。
そこで初めて胎児外回転術を1日入院のうえで行うのです。
もしうまく回れば良いですが、回らなかったなら、38週ごろに逆子のままで産んでいただきます。
ただしこれにはコツが有って、メトロイリーゼという特殊な方法で、なるべく安全に産んでもらうのですよ。

今年はもうすぐ前半が終わってしまいますが、すでに3人の逆子を無事に回したり、そのままで産んでいただいたりで、まだタマル産では１人の帝王切開も出していません。
1人帝王切開すると2人目も帝王切開ですからね。
これで6人分くらい帝王切開を減らしたことになります。

費用対効果を検討してみましょうか。
胎児外回転術は、たったの8,000円です。
保険が利くので、2,400円です。
入院費はクリニックは病院の半額ほどですから、退院時の支払いは1万円ちょっとですよ。
それに比べて、もし帝王切開をしたなら、通常の分娩費用より50万円ほど余計にかかります。
県立病院に比べて年間50人は帝王切開を減らせていますから、2500万円ほどの節約をしていることになります。
人件費も考えれば、年間で1億円ほどの節約でしょう。もっとかもしれません。
それでタマル産への1500万円の助成を問題にするだなんて、笑ってしまいますよね。

話は変わりますが、1年前に日本の元首相が暗殺されて、今度はトランプ元大統領も無理筋で起訴されて選挙妨害されています。
前から撃った弾が90度曲がって首から心臓に達するなんて有り得ないのに、みなさんは騙されているでしょう？
奈良県立病院のドクターの説明を、警察や公安は法医解剖ですぐに否定したでしょう？
日本もアメリカも、民主主義なんて嘘っぱちですよね。
中国の天安門事件よりひどい話です。
メディアは隠すどころか嘘の報道や、記事のすり替えで私たちを騙すのです。

もし真実を知りたいなら、札幌医大名誉教授の高田純氏の講演会を聞くと良いですよ。
6月24日の夕方6時開始です。
新聞やSNSに真実は有りませんからね。


https://senichi-club.net/Lecture208
世日クラブのオンライン「国史、奈良の変」です。
1,000円要りますよ。

中学生にはきちんとした性教育が必要です

今週は中学生さん2人がトライやるに来てもらっていたので、活気が有りましたよ。
うち１人はタマル産で生まれた子なんだそうです。
もちろんお母さんのことはよく覚えていますよ。姉妹で何人もお産されたのです。
最近ではタマル産生まれの子もボチボチ出てきていて、月経痛や月経不順で来院する子も居ますからね。

6月のタマル産では、医療安全管理委員会から薬剤アレルギーの勉強会、
感染症対策委員会からは「梅毒」の勉強会、
薬剤に関する対策委員会からは「産婦人科領域における静脈血栓塞栓症リスクとその対策／OC・LEP製剤の留意点を中心に」と題して、中学生さんたちと一緒に勉強もしましたよ。

私も中学の時に、ツナシマ先生という初老の男性の体育の先生から梅毒の授業を受けたのを今でも覚えています。
コソコソと話されるのですよ。バスの中で「スピロヘータ」なんて言うんじゃないとね。

今では時代が変わって、梅毒はほぼ絶滅しかけていたのに、ここ数年で急激に感染者が増えています。
他にも子宮頸がんの前癌状態の若い女性もたくさん居られますよ。
そういう女性は子宮の一部を切除しています。
やはりもっと中学生から授業でちゃんと教えるべきでしょう。
子宮頸がんワクチンのことも、なぜ打つのか知らないのだそうですからね。

ちなみに先のツナシマ先生は、我々の同級生をラグビーの中学全国大会に送り優勝させた先生です。
その同級生たちはそのまま同志社大学に進学し、あの平尾選手や大八木選手と共に、再び大学チャンピオンになりましたよ。
今またワールドカップで日本のラグビーが盛んになって、あの頃を思い出しています。

そうそう、中学校で学んだ教育は一生役に立つという話でしたよ。
だから中学生にきちんとした性教育が必要なのです。
今のコンドーム教育は明らかに間違っています。
コンドームでは避妊にさえ失敗するのに、それより小さい感染症が防げるわけはないのです。
だから丹波の若い女性たちも、性感染症にどんどんかかっていっているのですからね。
純潔教育こそが必要なのです。

悲しい事件

今日の丹波地方は台風の影響はそれほど大きくはなかったのではないですか？

写真は5月のある日のランチからです。
鶏ももグリル、カプチーノ仕立てがおしゃれでしょ？
スープは桜海老のビスクなのですが、エビアレルギーのお母さんには特別に、鶏ささみの天ぷら
でしたよ。
「揚げ油は別油で揚げて、衣も別にして海老のエキス1滴も入らないようにしました」と言うところが、さすがはシェフですね。

私も昔から料理には興味が有るのです。
高校生の時は週末は観光地の船着場のレストランで働いていましたからね。
当時は時給が360円でしたよ。
今とそれほど物価は変わらなかったですけれどね。
最近はお金が無いと言いながら、スマホや車にお金をかけていますよね。
パチンコも愚民化計画の１つだと知っていましたか？

外国人実習生の時給がいくらか知っていますか？
本当は日本人と同じく、都道府県の最低賃金以上でなければならないのですよ。
ですがそれを守っていない企業も多いようですよ。
丹波地域では以前は中国人が多かったのですが、今ではベトナム人が多いですね。
ですがそのベトナム人も今ではネパール人に置き換わってきているのですよ。
政府もさすがに実習制度という奴隷制度は廃止するようです。
外国人は介護施設に多く働いているようなイメージですが、
実際はコンビニ弁当を夜中中作っていたりするのが実態らしいですね。

以前、タマル産に月経痛でかかられていたベトナム人の女性なのですが、
来日してすぐに、企業から国に帰れと言われたのです。
日本人なら生理休暇というものが取れますが、外国人は取れません。
その後は、タマル産で治療を続けて、長く働き続けられて、最近結婚のために国に帰って行かれました。
日本人以上に純粋で楽しい子でしたよ。

さてそんな中、10代の女の子が丹波篠山市に来てすぐに妊娠して、
相談する人も無く、死産してトイレに流してしまったというニュースでしたね。
タマル産に一度でもかかってくれていれば、良かったのですけれどね。
ひょっとして気軽に買える違法な中絶薬を購入していたのかな？
日本でも中絶薬が解禁されましたからね。
こんな事件が増えることでしょう。

ですがこの事件をその女性１人に罪を負わせるのはどうなのでしょう？
企業は外国から人を雇うのならば、それなりの健康管理の責任が有るのではないでしょうか。
彼氏や周囲の人も知らなかった、というわけでもないでしょう。