今年から母子手帳がだいぶ変わっています。
初めてもらう分には、こんなものかと思われるでしょうが、
長年慣れ親しんできたものとしては違和感有りです。
まず、お母さんが書く所がすごく増えていますので、
妊娠中の様子をいっぱい書かないといけません。
何か意図があるのでしょう。
もっとお腹の赤ちゃんに関心を持ちなさい、ということでしょうか。
妊婦健診の箇所は見開き2ページに追いやられました。
以前の半分です。なんだ、妊婦健診なんてどうでもいいの?
さらに血圧、尿、体重のセット検査が、体重、血圧、尿に入れ替わっています。
そんなに体重が重要ですか?
血圧の方が重要なのでは、と言いたくもなります。
これらの検査は妊娠高血圧症候群を見つけ出す検査なのです。
しかも最近はこの3つの検査のうち、血圧だけが重要で、
血圧が予後と関係が深いと言われているのです。
そして一番変わったのが、赤ちゃんのうんちの色がカラーページになって、
大々的に載せられていることです。
これはね、胆道閉鎖症という病気を見つけるための検査なんです。
と言っても、今まででも、うんちの色は白いか薄い黄色ですか?
という設問形式で問われていたものです。
この薄い黄色、というのがくせ者で、薄いか濃いかなんて分からないので、
はいかいいえか、惑わされたお母さん方も多いことでしょう。
ということで、今回からうんちの色を5段階だったかな、で選ぶようになったのです。
でもね、タマル産ではそんな判断に迷うようなことは指導していません。
そんなこと、赤ちゃんの尿検査ですぐに、しかも正確に分かっちゃうのですから。
ということで、もう何年も前からタマル産で生まれた赤ちゃんには全員に、
おしっこで、先天性胆道閉鎖症の検査をやっています。
しかも無料でね。
何千人も検査をして、数人ひっかかりましたが、
1人だけ、手術を要しました。
最近ではおへその下からカメラで手術をするのですね。
胆道という肝臓からの排泄物を腸に捨てる道があるのですが、
ここを拡張するのです。これなら手術も簡単ですね。
ところがこの病気を生後、早期に発見できないと、
肝臓が悪くなって肝臓移植でもしないと助からなくなってしまうという怖い病気なのです。
さて、今日の写真はマークエステル先生の「朝の愛」です。
もちろん、神様の、宇宙に対する愛のことでしょう。
フランスの自宅、コートダジュールのお城、今ではホテルとなっている一室から、
地中海を見下ろした風景です。
「いい絵が描けたよ」と言わしめた絵です。
そのさざ波の繊細さを載せられないのが残念です。
フェイスブックはこちらhttp://www.facebook.com/tamarclinic
いいね、をクリックしてくだされば嬉しいです。
初めてもらう分には、こんなものかと思われるでしょうが、
長年慣れ親しんできたものとしては違和感有りです。
まず、お母さんが書く所がすごく増えていますので、
妊娠中の様子をいっぱい書かないといけません。
何か意図があるのでしょう。
もっとお腹の赤ちゃんに関心を持ちなさい、ということでしょうか。
妊婦健診の箇所は見開き2ページに追いやられました。
以前の半分です。なんだ、妊婦健診なんてどうでもいいの?
さらに血圧、尿、体重のセット検査が、体重、血圧、尿に入れ替わっています。
そんなに体重が重要ですか?
血圧の方が重要なのでは、と言いたくもなります。
これらの検査は妊娠高血圧症候群を見つけ出す検査なのです。
しかも最近はこの3つの検査のうち、血圧だけが重要で、
血圧が予後と関係が深いと言われているのです。
そして一番変わったのが、赤ちゃんのうんちの色がカラーページになって、
大々的に載せられていることです。
これはね、胆道閉鎖症という病気を見つけるための検査なんです。
と言っても、今まででも、うんちの色は白いか薄い黄色ですか?
という設問形式で問われていたものです。
この薄い黄色、というのがくせ者で、薄いか濃いかなんて分からないので、
はいかいいえか、惑わされたお母さん方も多いことでしょう。
ということで、今回からうんちの色を5段階だったかな、で選ぶようになったのです。
でもね、タマル産ではそんな判断に迷うようなことは指導していません。
そんなこと、赤ちゃんの尿検査ですぐに、しかも正確に分かっちゃうのですから。
ということで、もう何年も前からタマル産で生まれた赤ちゃんには全員に、
おしっこで、先天性胆道閉鎖症の検査をやっています。
しかも無料でね。
何千人も検査をして、数人ひっかかりましたが、
1人だけ、手術を要しました。
最近ではおへその下からカメラで手術をするのですね。
胆道という肝臓からの排泄物を腸に捨てる道があるのですが、
ここを拡張するのです。これなら手術も簡単ですね。
ところがこの病気を生後、早期に発見できないと、
肝臓が悪くなって肝臓移植でもしないと助からなくなってしまうという怖い病気なのです。
さて、今日の写真はマークエステル先生の「朝の愛」です。
もちろん、神様の、宇宙に対する愛のことでしょう。
フランスの自宅、コートダジュールのお城、今ではホテルとなっている一室から、
地中海を見下ろした風景です。
「いい絵が描けたよ」と言わしめた絵です。
そのさざ波の繊細さを載せられないのが残念です。
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