9月28日(水)、昨日は高砂市議会9月定例議会の最終日。全ての議案を採決し、様々な事が決定されました。今回議決した主な事項としては下記のことが挙げれると思います。
〇高砂市役所庁舎は現地建替えで事業を進める(これについては議決ではなく確認)
●来年4月より新部署「こども未来部」が設置されること
●来年2月(?)から「ふれあいごみ収集」実施(これは、一人暮らしで要介護2以上、ホームヘルプサービスを受けている者等一定の条件を満たせば自宅へゴミを収集に来てくれるサービス)
●週1000人の来訪者を目指す堀川周辺整備として駐車場を購入する計画が進み(測量予算を可決)、工楽家住宅の修復をスタートさせる(3年間で3億円の初期投資)
他にも幾つかの事項が決定されていますが、主な項目は上記通りです。
さてさて、最終日のメインイベントは前日まで常任委員会で審査した内容の報告で、昨日は私が所属する【建設環境経済常任委員会】より堀川周辺整備(特に駐車場)の件で下記10項目にわたる意見が添えられました。
1. プレスリリースにあった工楽家との問題については相手3名(工楽家次男、三男、四男様)との間に文章による確認をすること。
2. 週1000人を目指す来訪者数の現状把握に関して客観的な調査による正確な数字を示す事。
3. 近隣者への説明を実施すること。地元の協力、理解なくして前には進めない
4. 高砂神社への来訪者が多く含まれているが政教分離の原則に抵触していないか確認すること。
5. 駐車場の設置にあたり条例策定の必要もあると思うのでその素案を示すべきである。
6. 駐車場の管理方法についても考え方をまとめること。
7. 行政としての取得目的を明確にすべき。行政財産なのか普通財産なのかも含め財産の位置づけを明確にすべきである。
8. 公か民間かの棲分けとその理由を整理し、そのデータを示し公の駐車場として公益性に資するものかを明確に示すこと
9. 土地の価格について明確な根拠を示すこと
10.現在3部の次長級で組織されているが然るべき責任者を置くプロジェクトチーム編成をするべきである。
高砂市が実施しようとするこの観光事業については、議員各位も賛否様々な意見を有しており、今後駐車場購入の予算が上がってきた段階で再度議決があり、それまでに上記事項をクリアーすることが必要、というのが委員会の意見となりました。
本件については、今後市民の方々にもご意見を伺っていきたいと思います。
定例議会が終了し、ホッとしていますが、今後は会報作成等事務仕事が残っており、本日からまた頑張りたいと思います。では皆様も頑張っていきましょう!