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たかお治久の活動報告

高砂市議会議員/たかお治久の活動報告

障がい者団体との意見交換

2019-11-20 22:29:27 | 障がい者施策

 11月20日(水)朝は直接議会に出向き午前9時半から打ち合わせ。その後午前中は議員控室で過ごし午後は自宅で集中して"まとめもの"

そんな時に親しいブログ愛読者から一本のメッセージが携帯に。

「(前略)なんやねん!今日のブログ。大袈裟なタイトルなのに。読んでがっかり!結論そこか!?(後略)」と

これは昨日のブログのタイトル「人生で大切なものは?」で中身での結論が「健康」であった事に対する温かい(?)ご意見、見解でした。

確かにちょっと「大袈裟かな?」とは思いつつ、人生における「健康第一」は間違いなく非常に大切な事で、その次への話があり、健康の次には「人生は楽しむべき」が来ます。

本日はまとめ物を終えた後、午後6時半から開催されている勉強会にほんの10分顔を出し、その後午後7時からユーアイ帆っとセンターで開催された「高砂市心身障がい者連絡協議会との意見交換会」に出席。議会側の出席者は今竹議長と文教厚生常任委員会委員(島津委員長、山田副委員長、森、鈴木、大西、鷹尾と言う委員)に出席してきました。

内容は1.手話言語条例の事 2.タクシーチケット 3.高砂市障害者交流補助金交付要領 4.日常生活用品 5.精神保健研究会設立の事等 非常に多岐に渡りました。

知らない事も多く、もっと勉強しないといけないと反省すると共に、本当に切実な願いがそこにある事を実感しました。障害のある方を家族に持つ方の悩み、望みにどれだけお役に立てるのか、これからの重要な課題ですが、この様に生の声を正式な場で聞かせて頂いた事で思考にドライブをかけたいと思います。

別件ですが、以前から気になっていた事を記載します。先ずは写真を(↓)

 

これは自宅近くの2号線の押しボタン信号ですが、この写真を撮影するまでにも幾らかの時間が経っていて、学生さんが既に待っていました。この事なんですが「何故、日本(兵庫県だけ?)の押しボタン信号は押してからある程度の時間経ってから青になるのか?私が行ったことのある海外(サイパン等)では押せば直ぐに青に変わった事を思い出し、現在その理由を確認中です。

日々の生活の中で、問題と感じた事を課題として認識し解決に向けて少しでも動きたいと思っています。

さあ、明日も”明るく元気に積極的に”いきましょう!(with smile)

 

 

 

 


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障がい者と日本社会

2016-01-16 07:16:17 | 障がい者施策

昨日、下の風景を見ました。間違い探しという訳ではありませんが、何かおかしい所ありませんか?

 

お気づきの方もいらっしゃると思うのですが、点字ブロックの上に張られたテント。これでは目の不自由な方が非常に困ります。昨日の某所での様子でしたが、テントを張った方に移動を促すと「あー本当ですね。これはいけません。失礼しました」と直ぐに移動してくれました。

さて、昨日1月15日(金)は午後から「障がい者の地域生活とグループホーム」についての勉強会(於:中央公民館)に参加させて頂きました。主催は高砂市心身障がい者連絡協議会。講師は社会福祉法人あかりの家ワークホーム高砂施設長 齋藤克己氏。多面に渡り非常に勉強になった講演だったのですが、勉強になった”超”主な事は以下の通り。

①グループホームとは障がい者が自立して親元を離れて暮らす所。

②親が元気なうちに自立した生活を出来る様にするべきとの考えであり、親が他界した後では「子捨て」になってしまう。

③子ども時代に障がい者を健常児と切り離した形で別の学校に通わせる等をすると障害者差別はかえって解消できない。子ども時代から同じ学校空間にいる状況をつくる等、障がい児が自分の周囲にいる生活環境を社会の仕組みとしてつくらないといけない。

④グループホームを建設する時に地元に”事前に”説明すると殆どの場合が周辺の方に難色を示される。これが現在の日本社会。

⑤デンマークでは歴史遺産との共存の中、街のつくりはバリアフリーにはなっていない所もあるが、車椅子の方等が手を上げると近くの人が直ぐに手助けをしてくれる。(こんな社会でありたいと考える、とのこと)

 以上のことはかいつまんでの勉強になったことのリストアップなのですが、本当に日本社会がまだまだ障がい者の方々に対して適切な社会になっていないことを痛感させられました。

 さて、最初の点字ブロックの上に張られたテントですが、テントを張る段階でその作業をする方々が「ここはあかんな」と当たり前の様に意識がいく社会にしたいものです。

自分にもまだまだ欠けているところが多々あると感じた勉強会。まず自分が変わらなければなりません。

良い週末を(with smile)

 

 

 

 

 

 


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障がい者の親なきあとを考える

2013-07-17 22:39:24 | 障がい者施策

いきなり写真で失礼します。(特別に変わった風景ではありませんが、帰宅途中の田んぼにて野鳥数匹を発見、ちょっとした田舎感に癒されました。)よ~くご覧ください。手前の田んぼに2匹、奥の田んぼに1匹、野鳥がいます。

7月17日(水)午前中は10時過ぎまで会社、その後高砂商店街にて一件用事を済ませ市役所へ。

午後は13時~15時過ぎまで中央公民館にて開催された「精神障がい者の親なき後を考える」(講演者:社会福祉法人滋宏福祉会障がい者支援センター「てらだ」副施設長田辺健二様)をテーマにした講演会を聴かせて頂きました。

幾つかの新認識がありました。

先ず、「親がいなくなった後も何とかなると思ってよい、とのこと」随分と大胆な!と思いましたが、実際にデータで示されたのが、親との死別後「あきらめるもの」か「可能なもの」かのアンケートを採った所「身のまわりのこと」(可能=33.5%、あきらめる=18%)や「異性とのつきあい」(可能=8.6%、あきらめる=6.3%)「人付き合い」(可能=11.8%、あきらめる=6.7%)「単身生活」に至っては可能=20。4%、あきらめる=7.1%という結果になっており、あきらめるが唯一勝ったのが、車の運転(あきらめる=12%、可能=6.1%)でした。

このことから判ってくるのが、勿論周囲の支援は必要とはいうものの、構い過ぎが自立を阻害している可能性があるということ。非常にデリケートな課題で、これ以上踏み込んで言及出来る立場にはありませんが、「なるほど」とうなずく所もある内容でした。

他にはフォーマルなフォロー(制度的な支援)も大切であるが、インフォーマルな支援(例:家族や近隣、友人、ボランティア等)が精神障がい者の生活を豊かにしているとのお話。

最初のお話しと少し矛盾しそうですが、包み込む支援、見守る支援が大切と思っていいのでしょうか?

約20名が参加した講演会、高砂市議では北畑議員と中西議員も出席。他の多数の方々は恐らく身内に精神障がい者をお持ちの方々なのかも知れません。

当事者にならないと判らない苦悩や苦労が山ほどあると思いますが、一つでも知識を増やし、お役に立てることがあれば前に進めたいと考えております。

 


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