旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

だんだん遠くなる三井銀行時代

2014-07-13 13:28:53 | 時局雑感


 三井銀行時代の最後の職場は検査部であった。昭和58(1983)年暮れから62年夏まで、約3年半務めた。私は融資の検査を担当したが、その時代ともに勤めた連中で「検融会」という集まりを持っている。検査部融資部会の集まりという意味だ。
 当初15名ばかりいたが、昨日集まったのは7人であった。5名が亡くなり2名が地方へ転居、現在8名が在籍し昨日は全員出席の予定であったが、1名がとうとう現れなかった。家に電話しても携帯にも通じなかったのでちょっと不安だ。
 ついに半減してしまい、三井銀行もだんだん遠くなった感じだ。集まった連中はまあまあ元気だ。この種の集まりに共通する「病気と死ぬ話」ばかりであるが、いずれも面白おかしくしゃべっているのは元気の証拠であろう。
 中にはスイスに向かう飛行機の中で酒を飲みすぎて低血圧現象でたおれ、着陸するやスイスの病院に担ぎ込まれ、その時は既に平常に戻っていたようであるがいろいろと治療を受けて,当該病院から30数万円請求された話もあった。もちろん保険で補ったので最終的な出費はなかったようだが。

 この会は幹事のY氏がしっかりしているので、20年以上にわたり年2回(夏と冬)開催を続けているが、この先いつまで続けることができるだろうか?

   
     参加者の一人M君……既に枯淡の境地である


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