旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

久しぶりに広島の酒を堪能

2014-02-22 14:44:32 | 


 浜松町の貿易センタービルの地下一階に『和楽菱(わらび)』という日本酒バーがある。勤務先に近いのでよく利用する。
 その店が「蔵元を囲む会」を定期的に開催しているが、今月は広島県竹原市の藤井酒造さんだ。もう30年も前のことになるが広島市に6年住み、そこで学んだ酒が私の酒の道の始まりだ。その懐かしさもあって、昨夜この会に出向いた。

 酒名を「龍勢」というが、先ず純米濁酒「にごり活性生原酒」で“春の酒”を感じ、「純米大吟醸別格」、「芳醇純米青ラベル」、「芳醇純米備前雄町中汲み22BY]と飲み進んだ。
 いずれも素晴らしい酒だ。純米大吟醸でもカプロん系の香りは一切なく、旨口のしっかりした酒だ。懐かしい酒米八反の「きもと純米原酒ひやおろし」から燗にしてもらったが、これがまた様々な食と合って美味しかった。
 地元産の雄町、八反、八反錦などの酒米が、軟水系の広島の水とよく合って、私の好きな柔らかい酒を醸す。久しぶりの広島を味わい大満足でした。

 
 


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