旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

恵方巻の節分、立春の雪

2014-02-04 16:48:32 | 時局雑感


 昨日は節分。昔から節分は豆まきと決まっていたが、わが家でも昨夜は恵方巻きで済ませた。節分の風情はやはり豆まきだと思うが、いまや豆をまく元気はないし腰が痛くて豆を拾う力もない。
 それよりも老夫婦二人で豆まきなど様にならない。あれはやはり子供がいて、親たる自分は鬼を演じなければ絵にならない。その鬼をやるとなるとますます体力を必要とするのだ。
 従って恵方巻きにしたが、それを丸かじりする食欲も消化力もない。巻きずしみたいに小さく輪切りにしたものを、ほんの二切れ食べただけだ。

 それでも春は来るだろうと思っていたら立春の今日は雪になった。豆まきの手を抜き、恵方巻きも二切れで済ませたのがバレたのではないか?
 昨日の最高気温18度とうって変わり、朝からの冷たい雨は天気予報どおり午後3時から雪に変わった。我が家の庭の槇の葉も、またたく間にうっすらと染まった。簡単に春は来ないのだ。
 人間の手による打ち続く自然破壊を、神は咎めているのであろう。それともやはり、豆まきの手を抜いた上に恵方巻きの食べ方までミミッチイのが悪かったのかなあ?

 
     


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