春近し、と書くには寒すぎる。東北から九州に至るまで大雪に見舞われている。東京は大雪こそ降らないが例年になく寒い。しかし、昨日は節分、今日は立春で、春は確実に近づいている。
節分ということで昨夜は、豆まきこそしなかったが恵方巻を食べた。この齢では豆まきはつらいので(撒くのはいいが腰を曲げて拾うのがつらい)、恵方巻にしたのがワイフの妙案。しかし、この太巻きを丸かじりすれば縁起がいいといわれているが、その食力もなく普通の巻きずしのように輪切りにして食べた。しかも3分の1は残し、それを今朝の朝食として食べるお粗末。このような食べ方では、とても幸運を招き寄せることはできまいが、まあ、食べないよりはいいだろう。
明けて今日は立春。郵便箱を開けると山形県酒造組合の「新酒の会」案内状が出てきた。春の新酒発表会のシーズンだ。既に来ている案内状を並べると以下の通り。
3月13日 東京めじろ会(大分県の酒を飲む会)
3月14日 純米酒を愉しむ会(純粋日本酒協会)
4月15日 純米酒フェスティバル(純米酒普及推進委員会)
4月26日 山形県 新酒歓評会(山形県酒造組合)
この間にいろいろな同好会などが入ってくるだろう。5月には故郷臼杵市で「臼杵高校第6回卒業生(昭和29年卒)の喜寿の会」があり、そこで「旅と酒」の話をすることになっている。楽しみな会が続くが、齢をわきまえ体調を整えながら臨むことにしよう。
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