旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

「吉祥寺フィルハーモニーオーケストラ」15周年記念演奏会

2010-12-07 17:18:12 | 文化(音楽、絵画、映画)

 

 125日吉祥寺フィル創立15周年記念演奏会に出かけた。

何故そのような演奏会に行くことになったかと言うと、その演奏会のオペラ演奏の部分を娘が担当することになったからである。それまで私は、失礼なことに吉祥寺フィルの存在すら知らなかった。

行ってみると、会場の武蔵野市民文化会館(三鷹駅北口から徒歩13分)は1,500名を収容する立派な会館、聞くところによれば、よく外国のオペラ公演なども行われるようだ。それに応えるように、武蔵野市は市民オーケストラも持って、すでに15年の歴史を有しているのである。立派なものだと感動した。

演奏会の一部はオーケストラによる「メンデルスゾーン交響曲3番イ短調『スコットランド』」の記念演奏で、第2部のオペラ演奏部門につき娘が委嘱されたのだ。娘は、オペレッタ『こうもり』をとりあげ、今年の初めから台本書きに始まり一年近くをかけて取り組んできた。3年前に建ち上げた「オペラ音楽集団『ミャゴラトーリ』」の常連歌手たちを中心に役柄を組み、かなり力を入れて取り組んできた。

いくつか問題もあったが、本人自らナビゲーターとして登場しての演出は、まあ良かったのであろう。吉祥寺フィルの方々も大変に喜んでくれたそうで、親としてもホッとしている。

市民音楽家の方々と様々な取り組みができたことは娘も楽しかったようだ。オペラの素晴らしさを多くの人に知ってもらいたいと建ち上げた『ミャゴラトーリ』の趣旨からいっても、千数百名の観衆の前で演奏できたことは本望であったろう。

吉祥寺フィルの方々にお礼を申し上げるとともに、改めて敬意を表したい。このような立派なオーケストラを長期にわたって続けることは素晴らしいことだとつくづく思った。

                  

   
         


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