桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

狂気の沙汰

2018-09-23 | Weblog
杉田水脈発言を巡り、新潮社が杉田弁護の特集雑誌を発行して物議を醸している、
中でも小川榮太郎とかいう男の書いた内容が素晴らしい。
俺は読む気もないし、読みたいとも思わない。読む価値もないだろうが、杉田発言の自由を守る例えとして「痴漢にも触る権利がある」と書くらしい。
この男、誰なの、馬鹿なの?
肩書があったと思うが、新聞広告で見ただけだし、馬鹿な奴と感じて呆れてしまい、それ以上に確認する気になれなかった。
麻生太郎がセクハラ罪というのはない!と語ったときも犯罪と同じように守るべきモラルが大切なのか人間社会と理解しない、政治家麻生太郎の無知に呆れたが、小川榮太郎とかいう、こんな男が肩書きを付けて存在する日本は、ホントに素晴らしい国家だ。
痴漢にも触る権利?
何だ、それ?
犯罪者に犯罪を犯す権利など、あるはずがない。
この小川榮太郎も、もちろん安倍晋三応援団の一員だ。
国家財産をお友達に安価で引き渡す安倍晋三の犯罪行為に無感覚で要られる輩の言論犯罪は、何れ国家に裁かれる。
国家は、今だけ存在するものではない。日本の歴史だけを見ても判るはずだ。平清盛も生きていた、頼朝もいた。信長、秀吉、家康もいた。明治天皇から昭和天皇の時代もあった。今、天下は安倍晋三で動いているようだが、それもウタカタなのだ。
そして犯罪を犯した施政者は、必ず裁かれるのが現代社会なのだ。
圧倒的多数が命の価値を見出しかねていたろう日本の過去の歴史で、あの世に救いを求めて現世を耐えて生きる庶民が多かったのだろうが、今は違う。安倍晋三独裁政権みたいな日本だが民主主義国家なのだ。 
人の命が尊ばれ、独りの命が大切にされる社会に進むのが人類の歴史だ。紆余曲折はあれ、これまでの人類は歩みを見れば、それが確信できる。
小川榮太郎のような曲学阿世は、必ずや社会に裁かれるよ。