桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

トークショー

2011-06-29 | Weblog
今日は大阪第七劇場での、映画挨拶だった。
何時もの通りに、映画の後、短く話すだけと思っていた。汗だくになりながら、阪急十三駅に下りて劇場に着いたらば、何と1時間のトークショーだと言う!
嘘!
でも、それならばそれ。
トークショーは52名。老若男女、皆さんが、俺の話を真面目に聞いてくれた。質問の中、「やってるのにやってないと言う人と、実際にやってない人の見分け方は」というのがあった。冤罪を貫く困難を知れば、やってる人がやってないと言い続けられるはずはなく、言い続ける人は冤罪!と判る、と答えた。
冤罪になった幸せ、俺の話は、それだが、皆さん、良く判ってくださったみたいで、気持ち良く話せたトークショーだった。

冤罪仲間

2011-06-29 | Weblog
全国には、沢山の冤罪仲間がいて裁判をしていたり、刑務所に送られて闘っていたりする。
大阪にも、何人もいて、今日は、その独り、和歌山で経営していた旅館が放火されたのを、保険金詐取目的の放火と疑われてデッチ上げられた三好さんに会って来た。
息子さん、三好さんの母親の3人で会って来たが、清潔感のある、優しいお母さん!という感じの女性だった。
彼女の父親が検察官を敵だとして斬り付け、この事件も有名になったが、ブログ「つぶやきイワジロウ」に、彼女の思いが書かれているので、ぜひ読んで欲しい。
息子さんは大学の法学部に学び、「こういう誤りを無くしたい、改革したい」と、今日も言っていたが、穏やかで好青年の彼の思い、ぜひとも実現したいものだ。

梅雨明け?

2011-06-29 | Weblog
昨日、久しぶりに北松戸に行ったらば、凄まじく暑い!西日に熱せられて暑さがこもった部屋にうんざりした。
今朝も暑かったが、それでも風が通り、大して暑さを感じないで外に出たが、それから大変だった。
今日は、これから大阪へ行くが、大阪の暑さ、大変かも。