布川事件を長く支えてくれた宇野さん夫婦の長女、アカネに初めて会ったのは、まだ彼女が2才くらいだったろうか。布川事件の集会に来たときだったと思う。子供に触れ合い機会が少なかった俺には、可愛いくても、どう扱って良いものか、かなり戸惑ったのを覚えている。
あの日から12年、中学3年生。はしゃぐこともなくなり、すっかり娘になった。
アカネは、先日の判決日、学校を休んで来た。学校の先生も「行って来い」と言ってくれたらしいが、親に連れられて布川の行事に参加していたアカネは、その判決日も楽しそうに参加した。そして、一緒に無罪判決を喜んでくれた。もちろん、先日の判決報告会と祝勝会にも参加し、三次会まで来たのだが、俺は疲れてしまい、早々に寝てしまった。その後、アカネが、嬉しい話をしたらしい。
学校で、何かの作文を書く課題があるらしいが、今まで題材が無いと書けなかったのを、今回は布川事件で3枚半を書いた!と、その三次会で報告したらしいのだ。
アカネの成長の過程に、俺の闘いが、どんな思いを残したのかと、そのアカネの報告で考えて、何だか嬉しくなってしまった。
あの日から12年、中学3年生。はしゃぐこともなくなり、すっかり娘になった。
アカネは、先日の判決日、学校を休んで来た。学校の先生も「行って来い」と言ってくれたらしいが、親に連れられて布川の行事に参加していたアカネは、その判決日も楽しそうに参加した。そして、一緒に無罪判決を喜んでくれた。もちろん、先日の判決報告会と祝勝会にも参加し、三次会まで来たのだが、俺は疲れてしまい、早々に寝てしまった。その後、アカネが、嬉しい話をしたらしい。
学校で、何かの作文を書く課題があるらしいが、今まで題材が無いと書けなかったのを、今回は布川事件で3枚半を書いた!と、その三次会で報告したらしいのだ。
アカネの成長の過程に、俺の闘いが、どんな思いを残したのかと、そのアカネの報告で考えて、何だか嬉しくなってしまった。