桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

再会

2010-02-17 | Weblog
龍ケ崎市の陶板浴に行った。久しぶりに経営者にお会いしたが、挨拶するなり、傍にいた人に「先生、布川事件の桜井さんです」と言って話しかけた人がいた。勿論、知らない方だけども、たった3ヶ月の母校、龍ケ崎一高の教師だったと言うので、当時の教師で覚えているのは、担任だった伊藤先生に井坂先生だけと言ったらば、その方が数学教師だった井坂先生だった。驚いたぁ!
こんな再会があるんだね。高校を中退して47年、言われてみれば先生の面影があった。
何だか嬉しい夜だねぇ。

どこかで見た顔

2010-02-17 | Weblog
支援者の所有する水戸のマンションを使えることになり、今日、管理人にご挨拶に行った。
顔を合わせたときから、妙に俺の顔を見つめていたが、別れ際に「どこかで見た気がするんですが」と来た。先日の記者会見もあるし、どうせ判ると思ったから言った、布川事件の桜井です。
すると笑顔になり、あぁそうでした。
参ったなあ。これが怖かった。
なるべく顔が知られないようにしたい!思ったけど、うーん厳しいかなぁ。