8月に発刊された「西武の赤電時代」の本をようやく手に入れる事が出来ました。
税込1,944円 114頁。
中身は赤電時代の記事が2/3、残りは近年の3扉車になったレモンイエロー時代です。
巻頭の数ページはカラーですが、すぐにモノクロになりそのまま晩年の3扉車までとなっています。
撮影時期を見てもカラーが普及していた時代なので、モノクロというのは歴史を辿るには少々興ざめです。
1980年代以降の写真はカラーで印刷してほしかったなと思います。
また、譲渡されていった形式の紹介もありますが、こちらもモノクロで構成されています。この辺はほかの雑誌でも取り上げられているので目新しいものはありません。
車内の写真はほとんどないので外観だけの本といったところです。赤電時代は旧型電車の宝庫ですから、もう少し深く編集できなかったのかなと惜しまれます。
形式集としてみれば及第点でしょうか・・・・。