以前の俳優たちにはいかにも悪役タイプがいた。けど最近の傾向は違う。女優にしても(これはどちらかと言うと脇役の話しだけど)個性的な人たちが大勢いて映画や芝居を盛り立てていたように思う。これは最近、やたらにBSで古い映画やドラマを観る機会があって感じたこと。昔の彼らは2、30代でも味のある人がいて、面白かったし深みがあった。それはこちらが子どもだったからか、とも思うがそれだけではない気がしている。一般人にしても30年前と今では個性が失われ、皆同じような顔つき、体つきをしているし。流行ものはどんな時代にもあるがこれはそれとは次元が違う。個性が失われたのは家庭、学校ともに教育が統一性を保つようになったから、なのかな。果たして良いのか悪いのか。自分で考え、行動をするにはその個性こそ大事なのではないかと思うけど、違うのかな。なんだか心配。
コーちゃんが亡くなった。63歳だそうなので驚くほどの早死にではないけど、ちょっとショック。フォーリーブスのファンだったわけではないが4人の中では彼がいちばんだと幼な心には思っていた。やたらに影があって(詳しくは知らないけど不幸な生い立ちだったんじゃなかったかな)他のメンバーが妙に明るい雰囲気を出していたせいで印象的だった。体が軽やかに動いて、バク宙などもクルッとまわっていてカッコいいなぁと。運動神経は抜群で小柄だけど身体能力は高かった。フォーリーブス解散後は覚せい剤で逮捕されたこともあったしその他にもいい噂は聞かなかったような・・・・。それでも細々と活動が続けていたのかしら。不幸な生い立ちそのままに生き続けたわけじゃなく、しあわせな時もあったと信じたいけど、どーだったんすかコーちゃん。合掌。
差し戻し後の上告審で棄却された今回の事件。犯行時は18歳の少年だった被告が死刑の判決を受けた。結果については非難する声も聞かれるが、妥当な判決じゃないかと思う。当時の被告人の環境などから情状されるべきところはあるのでしょうけど、それを引いても赤ん坊まで殺すことはなかった。犯行がばれるのではないか、とあったけど1歳に満たない乳児がどうやって証言すると言うのか。ちゃんと考えてからものを言えと言いたいし自分勝手な犯行は明らか。状況判断能力が著しく劣っている犯人ではなかったから遺族は少しは救われたのでは? 裁判の度に母娘の遺影を抱いて現れたダンナの姿が思い出された。昨日の判決後のダンナの話。「勝者なんていない。犯罪が起こった時点でみんな敗者なんだと思う」この言葉は的を得ているな、と感心させられた。事件から13年を経た。18歳から30歳になった被告人は何を思うのか?
このところ短期バイト生活が続いていて平日の朝、”ちい散歩”を楽しむことができない。そんな中で地井さんの体調不良を知った。大丈夫なの? どこがどんな風に加減が悪いのかは知らないけど、どないなっとるのん? 糖尿病かなにかで目に障害が起こったのか? 人気番組”ちい散歩”が見られないのも悲しいが元気に歩く地井さんの姿が見られないのも大変悲しいこと。早いとこ回復して元どおり散歩を楽しむ姿を見せて欲しい。それにしても散歩の途中ではいろんなものをほおばって、おいしそうに食べていたのにな。今はどんな毎日を過ごしているのかしら。人間食べられなくなったら終いというがまさかそんな状況にまでは陥っていないよね。くれぐれもお大事に~。ちい散歩の復活を楽しみに待ちます。
神経質でいちいちうるさそうな人。それが彼に対するこっちの勝手な印象。ずっと以前に観た映画・ワンダフルライフでトゲトゲしい若者を演じていてその姿にインパクトがあり過ぎたせいかな。その後、様々な活動はしていたのでしょうけどあまり知らずにいた。ちょっと前に観た”はちみつとクローバー”っていったかな妙に甘ったるい青春映画? にいかにも彼らしい役で出ていたっけ。ずっと年下の人なのに大人な感じ(って言うのも変かしら)で凄いなぁと感心。あの雰囲気はなんだろう? 似てるといったら嫌でしょうけど窪塚洋介にも通じるものがない? ギスギス感が似通っている。常に神経過敏でアンテナ張り巡らせる感性の持ち主なんだと思う。その才能を存分に発揮されたら素晴らしいものが出てくるんだろうな。今回の監督作品”セイジー陸の魚ー”(でも陸の魚ってどーなの? よくないな、その表現)は苦悩5年物だそうで。観たいけど暗そうでちとつらい、かな。