スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

日本テレビ盃&公理の成立条件

2006-09-20 22:39:11 | 地方競馬
 第53回日本テレビ盃
 逃げたのは高知のビッグフリートで,カイジンクンが2番手。断然の1番人気に支持されたシーキングザダイヤはその外の3番手でレースを進めました。
 3コーナー手前から2番手のカイジンクンが一杯になって後退。それとともにシーキングザダイヤが進出を開始し,持ったままの楽な手応えで直線に入ると,外からスターキングマンが追い上げます。休み明けの場合,手応えが楽でも追ってから伸びを欠くというケースもままあるのでどうかと思っていたのですが,詰め寄られそうになるとさらに伸びるという感じで,最後は4分の3馬身差まで接近したのですが,抜かれるという感じはまったくなく,シーキングザダイヤの快勝となりました。
 とにかくGⅠで2着ばかりを続けていて,勝利自体が久しぶりですが,勝ったということが起爆剤になると,カネヒキリが故障したということもあり,今秋は待望のGⅠ制覇が達成できるかもしれません。
 2着のスターキングマンは2003年の東京大賞典GⅠの勝ち馬で,当時の力はもうないと思う(昨年のジャパンカップダートGⅠだけはやけに激走しましたが)のですが,このメンバーでは2着に入るだけの力はまだあったようです。
 レマーズガールは3着でしたが,今日は内の3番手から一旦後退し,向正面で再び追い上げ,直線は無理に外へ出すという感じで,少し競馬にスムーズさを欠いた印象です。

 一般にある事柄が公理として成立するためには,公理として言明される内容が,それ自体で知られ得るのでなければならないと僕は考えます。
 この一般論から第一部公理三についていえば,僕はあくまでもふたつの意味のうちの強い意味の方は,各々の原因と結果の間にある個々の必然性を,すべて同一の必然性と規定するような何かが背後に前提されていなければ,公理として成立するとかしないとかいう以前の問題として,その内容自体が成立しないと考えますので,それを規定するものの存在,すなわち絶対に無限な実体であると定義されている限りでの神が実在するということで内容が初めて成立し,さらにそのことがそれ自体で知られ得るのでなければ公理としては成立しないと考えます。
 なので,神の実在はそれ自体で知られ得るのかどうか,つまり,ある証明という手続きを経ずとも知られ得るのかどうかということが問題となってくると思います。

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