スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

棋聖戦&最後の診察日

2012-06-23 19:09:31 | 将棋
 自動車の街,愛知県豊田市での対局となった第83期棋聖戦五番勝負第二局。
 中村太地六段の先手。羽生善治棋聖の2手目は△8四歩で,角換り相腰掛銀に。後手が6筋の位を取る形で,手を渡し合うような局面が続き,先手が敵陣に角を打ちこむことによってその状況がはっきりと打開されました。
                         
 この角がどこまで働くかは重要で,午前中にすでに勝負を分けるポイントの局面が生じたといっていいでしょう。△6三銀はこの一手。▲6六歩とこじ開けにいきました。後手は△8六歩と突きましたが先手が無視して▲6五歩でしたので△8七歩成▲同金△7三角。▲7五歩と突きました。△同歩に▲8六銀と進出したところで昼食休憩。
                         
 ここで△6八歩と叩いたのですが,これがうまい手で,ここからは後手がリードしているのだろうと思われます。最後のところは観戦できたのですが,玉型に差があり過ぎて,検討する意欲が湧きませんでした。将棋も後手が押し切っています。
 羽生棋聖が2連勝で防衛に王手。タイトル獲得数合計81期の新記録がかかる第三局は来月5日です。

 彼岸に入って3月18日の日曜日。と妹はアパートの叔父が運転する自動車で祖母の墓参りに大和まで行ってきました。その途中,の方の寺にも寄って塔婆をもらってきました。なお,父の墓参りはこの日には行かず,翌々日となる20日の春分の日に,改めて行きました。僕は18日の祖母の墓参りには行くことができなかったのですが,20日の父の墓参りには同行しました。両日とも叔父は休みで僕は仕事がありました。ただ,父の墓がある日野公園墓地は,ちょうど父の納骨をしたときもそうだったのですが,春と夏の彼岸の最中というのは,敷地の中まで自動車が侵入して行くことができません。ただ,この規制は午後5時になると解除されますので,叔父が運転する自動車で行くという場合には,午後5時過ぎに日野公園墓地に到着するという方が便利でした。僕は20日は午後3時頃には帰宅することができましたので,こちらに関しては同行が可能になったのです。したがって母と妹,そして叔父は,18日と20日に,それぞれ別の墓参りに行ったということになります。
 その間となる19日の月曜日が,僕のみなと赤十字病院通院の日でした。この3月をもってМ先生はみなと赤十字病院を退職するということが決定していましたから,これがМ先生による最後の診察の日でした。前回はハッピーマンデーの関係で木曜日であったわけですが,また月曜日と,以前に戻ったことになります。
 この日は診察の予約時間が午後2時半でしたから,たとえバスの運行が変更になる以前であったとしても,検査をしてから帰宅し,また病院に向うということは大変です。そこで12時前に家を出まして,12時半過ぎにみなと赤十字病院の敷地内を通過するバスに乗りました。
 いつものように事前の手続きを済ませて中央検査室に向うとびっくりしました。ここは大抵は混雑していて,ひどい場合ですと備え付けの長椅子だけでは間に合わず,廊下にパイプ椅子が出され,そこで待機している患者もいたほどなのですが,この日はただひとりの患者も検査待ちをしていなかったのです。したがって受付を済ませますと,すぐに採血の順番が回ってきました。

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