スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

岐阜記念&不思議の意味

2010-09-26 17:09:16 | 競輪
 シルバーウイークの後半は岐阜記念が開催され,今日が決勝(動画)。並びは永井-山口-山田の岐阜に梶応,浅井-村上の中部近畿に加倉で,加藤と笠松は単騎。
 前で受けたのは浅井。永井が4番手で,笠松が8番手,加藤が9番手という周回。残り2周から永井が上昇していき,バックで浅井を叩くと加藤まで出切り,浅井が7番手まで引いて打鐘。スローペースのままホームに入り,笠松が4番手を取り,梶応が5番手となったところでようやく永井が発進して先行。引いていた浅井はホームの時点で加藤からもかなり離れてしまいこの時点で圏外と思える位置。後方から動く選手がいなかったため,ペースで駆けた永井がそのまま逃げ切って優勝。2着に山口,3着も山田で地元勢の上位独占。
 優勝した岐阜の永井清史選手は今年1月の和歌山記念以来となる記念競輪2勝目。浅井も同じ中部地区なので,地元勢の邪魔をすることは考えにくく,その意味では展開的には恵まれました。それでもうまく駆けて山口にも抜かせなかったあたりは確かな力の証明といえるのではないでしょうか。

 の5月のⅡ型糖尿病の定期検診のとき,М先生が消化器系の病気ではないと判断したことについて,僕がなぜ今でも不思議だと感じているのかは,これで多くの方々にもご理解いただけたのではないかと思います。
 まず,父のヘモグロビンA1cには異常がありませんでした。一般的に,体調に異変を来しますと血糖値は上昇します。これは昨年の僕のシックデイのときに血糖値の高騰がみられたことからも分かります。もちろん血糖値というのは,短期的な指標であり,対してHbA1cはもう少し長期的な指標ですから,体調の異変による血糖値の高騰が一時的なものであるなら,HbA1cには反映されません。しかし癌というのはそういう類の病気ではないということは明らか。それなのに父のHbA1cは安定していました。どうも癌では血糖値というのは上昇しないと考えるべきなのかもしれません。
 続いて僕のオーダーと比べた場合にも気になる点がふたつ。ひとつは尿検査におけるビリルビン。尿検査は腎機能であり,血液検査は肝機能ですから,違うといえば違うのですが,一般的には血液中のビリルビン濃度が高くなると,これは尿としても排泄されるようになり,尿中にもビリルビンが出るようなのです。血中ビリルビン濃度が上昇すると前述したように黄疸の症状が出ますが,同様に尿からビリルビンが出てくるようになると,尿も黄色が濃くなるそうで,まるで関係ないとは僕には思えません。父がこの検査をしていたのかどうかは不明ですし,仮にしていたとしても,О先生が抗癌剤治療をスケジュールに組んだということは,少なくとも6月上旬の血中のビリルビン濃度はその治療に耐え得る値だった筈で,よって5月の時点では異常がなかったと考えることもできなくはありません。
 もうひとつがGOTとGPT。これは肝細胞に損傷があると数値が悪化するといわれています。父の肝臓の癌の進捗状況は不明ですが,少なくとも6月上旬に転移していたことは間違いなく,よってここには何らかの異常が出ていてもおかしくなかったのではないかという気がします。あるいは父はこれを調べていなかったのかもしれませんし,もしかすると癌の場合にはこうした数値には異常が出ないのかもしれません。

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