岩室温泉で指された第89期棋聖戦五番勝負第四局。
羽生善治棋聖の先手で角換り相腰掛銀。豊島将之八段が玉を中央に置いたままにする代償に先攻するという将棋になりました。
先手が桂馬を取ってと金を作った局面。ここで後手は☖5五角と王手しました。
手筋は☗6六歩ですが実戦は単に☗7七歩。後手は☖6八銀と飛車取りに打ち☗2九飛に☖8五歩と打ちました。
部分的に厳しい攻めで先手は☗同歩と取って☖8六歩を許し,☗5四桂☖同歩と捨てて☗7五角の王手でその歩を取りにいきました。
この先手の手順は非常手段という感もあり,後手がうまくやっているのではないかと思えました。王手ですから受ける必要がありますがここで☖5三桂と打ったのは,後の手順からするとあまりよくなかったのかもしれません。
☗8六角は当然。後手は次の☖7四桂に期待していたものと思いますが,☗6四銀と打たれ☖8五桂☗5五銀☖同歩☗6五銀で大きな駒の交換に。
ここでは☖6五同桂なり☖7九角で攻めていくことができなければいけませんが,無理だったらしく☖2一飛。ただこれは攻め駒の一部だった飛車が僻地に行ってしまう受けで変調。手番を得ている先手がよくなったものともいます。
羽生棋聖が勝って2勝2敗。第五局は17日です。
10月17日,火曜日。この日が母が抗癌剤治療の1クール目を開始するための入院の日でした。僕が同行しました。
入院の際は支援センターで受付をするのですが,この日は入院する患者が多く,待機している人が多かったために,病室に入るまで時間を要しました。病室に入ると看護師やら薬剤師やらといった人たちが来て,いろいろと話をするのが常ですが,この日は入院する病棟の事務員が来て話をした後,だれもなかなか来ませんでしたので,僕は事務員の話だけを聞いて帰りました。
夜になってから,福祉事務所から電話がありました。これは僕の住んでいる町の隣町に,新たにグループホームが開設されることになり,新規に応募することができるので,応募するかどうかを尋ねる電話でした。以前に僕の住んでいる町内の火事について書いたときにいっておいたように,隣町というのはすぐ近くですから,妹が基本的に居住するグループホームの所在地として最適といってもいいくらいです。ただ,妹の将来について最も案じているのは母でしたから,僕の即断で決定するというわけにはいかず,担当者の方に事情を話し,母の希望を聞いた上で答えるということだけをこのときは話しました。
10月18日,水曜日。この日からいよいよSOX+Bvの治療が始まりました。見舞いに行ったときに,前夜にあった福祉事務所からの電話の件について話すと,応募するようにという答えでした。ただ,この日は福祉事務所の方からは連絡がありませんでしたので,実際にその旨の答えをしたのはもう少し後です。
10月19日,木曜日。おそらく放射線治療の副作用であったと思われますが,母は前夜は吐き気を催しあまりよく眠れなかったとのことでした。このために深夜に吐き気止めの座薬を注入してもらったっようです。飲み薬ではなく座薬であったのは,頓服薬を飲むと余計に吐き気を感じてしまう可能性があるからだというのが薬剤師の説明でした。この座薬を入れたら楽になったとのことで,薬剤で副作用を抑制できるなら問題ないかもしれないと僕には思えました。20日に血液検査を行い,問題なければ21日の退院が決まりました。
羽生善治棋聖の先手で角換り相腰掛銀。豊島将之八段が玉を中央に置いたままにする代償に先攻するという将棋になりました。
先手が桂馬を取ってと金を作った局面。ここで後手は☖5五角と王手しました。
手筋は☗6六歩ですが実戦は単に☗7七歩。後手は☖6八銀と飛車取りに打ち☗2九飛に☖8五歩と打ちました。
部分的に厳しい攻めで先手は☗同歩と取って☖8六歩を許し,☗5四桂☖同歩と捨てて☗7五角の王手でその歩を取りにいきました。
この先手の手順は非常手段という感もあり,後手がうまくやっているのではないかと思えました。王手ですから受ける必要がありますがここで☖5三桂と打ったのは,後の手順からするとあまりよくなかったのかもしれません。
☗8六角は当然。後手は次の☖7四桂に期待していたものと思いますが,☗6四銀と打たれ☖8五桂☗5五銀☖同歩☗6五銀で大きな駒の交換に。
ここでは☖6五同桂なり☖7九角で攻めていくことができなければいけませんが,無理だったらしく☖2一飛。ただこれは攻め駒の一部だった飛車が僻地に行ってしまう受けで変調。手番を得ている先手がよくなったものともいます。
羽生棋聖が勝って2勝2敗。第五局は17日です。
10月17日,火曜日。この日が母が抗癌剤治療の1クール目を開始するための入院の日でした。僕が同行しました。
入院の際は支援センターで受付をするのですが,この日は入院する患者が多く,待機している人が多かったために,病室に入るまで時間を要しました。病室に入ると看護師やら薬剤師やらといった人たちが来て,いろいろと話をするのが常ですが,この日は入院する病棟の事務員が来て話をした後,だれもなかなか来ませんでしたので,僕は事務員の話だけを聞いて帰りました。
夜になってから,福祉事務所から電話がありました。これは僕の住んでいる町の隣町に,新たにグループホームが開設されることになり,新規に応募することができるので,応募するかどうかを尋ねる電話でした。以前に僕の住んでいる町内の火事について書いたときにいっておいたように,隣町というのはすぐ近くですから,妹が基本的に居住するグループホームの所在地として最適といってもいいくらいです。ただ,妹の将来について最も案じているのは母でしたから,僕の即断で決定するというわけにはいかず,担当者の方に事情を話し,母の希望を聞いた上で答えるということだけをこのときは話しました。
10月18日,水曜日。この日からいよいよSOX+Bvの治療が始まりました。見舞いに行ったときに,前夜にあった福祉事務所からの電話の件について話すと,応募するようにという答えでした。ただ,この日は福祉事務所の方からは連絡がありませんでしたので,実際にその旨の答えをしたのはもう少し後です。
10月19日,木曜日。おそらく放射線治療の副作用であったと思われますが,母は前夜は吐き気を催しあまりよく眠れなかったとのことでした。このために深夜に吐き気止めの座薬を注入してもらったっようです。飲み薬ではなく座薬であったのは,頓服薬を飲むと余計に吐き気を感じてしまう可能性があるからだというのが薬剤師の説明でした。この座薬を入れたら楽になったとのことで,薬剤で副作用を抑制できるなら問題ないかもしれないと僕には思えました。20日に血液検査を行い,問題なければ21日の退院が決まりました。
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