スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

リコー杯女流王座戦&下剤

2011-12-06 18:58:57 | 将棋
 女流棋界にとって歴史的な一局となるかもしれない第1期女流王座戦五番勝負第四局。
 加藤桃子奨励会1級の先手で角換り相腰掛銀。ただ,後手の清水市代女流六段が右玉に構えるという変わった将棋。先手がうまく戦機を掴んで仕掛け,そこでのリードを失うことなく終盤に。
                         
 8一から飛車が回ったところ。▲5四歩△同飛の後,▲5六歩と受ければ先手の勝ちだったようですが,▲5五歩と受けました。ために△同金と取られた手が詰めろで大変なことに。先手は詰ますか,飛車を抜いて自玉の詰めろをほどくかしかありません。まず▲7一銀の王手。これは△同王と取るのがよかったのではないかと思うのですが△5三王と逃げました。
                         
 ここはたぶん▲6二銀打△6四王▲7三銀不成と追っていけば先手が勝てたのではないかと思えます。しかし実戦は▲4二角から詰ましにいくのを選択。しかしこれは後手玉が詰まずに逆転。後手の勝ちとなりました。
 作戦の選択がまずかったのではないかと思うのですが,清水六段が勝って2勝2敗。タイトルの行方が決する第五局は来週の月曜です。

 着替えて健診センターの受付で支払いも済ませました。病院での清算は常に1階の総合受付でしていたわけですが,検診と通院ではシステムが違っているようです。1階ですといくらか待たされることになりますが,ここはすぐに支払い可能ですから,この点でも助かりました。そしてこのときに二錠の下剤を渡されました。これはバリウムを飲んだ場合には必ず処方されるもの。技師の話では帰路の途中に効果が出てしまうとまずいので,飲むのであれば帰宅してからにした方がよいということでしたから,ここでは服用せずに持ち帰りました。ただし,すぐには帰らず,1階の食堂で朝食を摂りました。前日の夕食以降は何も食べていませんでしたから,朝食があまり遅くなって,もしも副作用の低血糖が発症してしまってはまずいという心配がありましたので,これは予定通り。ただ,ここの食堂は朝は昼とメニューがまったく違っていたので,その点は驚きました。この時間だとモーニングセットのようなものしかなかったのです。
 帰宅したのは10時10分過ぎだったでしょうか。下剤は飲んでいなかったのですが,ほどなくして便意を催したので排便。バリウムを飲んだ場合に特徴的な白色の便が出ました。なので結局のところもらった下剤は服用しませんでした。ただ,実際にはこの時点ですべてのバリウムが排泄されたというわけではなかったようで,翌日にも,このときほどではなかったのですが,白色の混在した便が出ました。
 結果は翌週の金曜となる14日に郵送されてきまして,の死因となった大腸癌についてもまた胃癌についても異常なしとのこと。ただし伝達は医師の口から患者の耳へということが決まりになっているようで,後日には電話もありまして,僕が医師から異常なしという話を直接聞くことになりました。検診の前後の話から察すると,この伝達というのはかなり厳格に決められているもののようで,電話であったとしても医師から患者へというのが約束事のよう。したがってたとえば留守番電話に結果を入れておくということも許されないようです。これについては患者のプライバシーはもちろん,医師の守秘義務とも関係しているようです。

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