スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

王位戦&退院決定

2018-09-28 18:55:00 | 将棋
 一昨日,昨日と千代田区で指された第59期王位戦七番勝負第七局。
 振駒で豊島将之棋聖の先手。菅井竜也王位の角道オープン四間飛車から相穴熊に。先手は序盤にかなり手損をしたのですが,中盤は後手がひとり千日手のような指し回しになり,先手だけが銀冠穴熊に組むことに成功。序盤の手損は周到な作戦で,うまくいったのではないでしょうか。
                                     
 後手が6三にいた銀を引いた局面。ここは☗6六歩と打っておくのが穏当な指し方ですが,先手は☗6六銀と出ました。
 これは思い切った手です。なぜなら後手は☖6二飛と回るのが狙いでそれには☗6五歩と打つほかありません。このときにやや働きの悪い金を☖5四金と使う手があり,次の☖6五金を防ぐには☗7七桂と跳ねるほかないからです。
                                     
 穴熊の桂馬を跳ねるのは玉を弱くするのでとても指しにくいところ。それでもこう進めたのは,歩を打つのではなく銀を使うという不退転の決意のようなものが感じられます。この将棋は後手が途中から悲観的になってしまったようですが,実際には終盤で先手が飛車を取るところまで難しかったと思われます。穴熊の桂馬を跳ねた先手の気迫に後手が押されてしまったような将棋という印象が残りました。
 4勝3敗で豊島棋聖が王位を奪取。7月に棋聖を初タイトルとして獲得したばかりで早くも通算で2期目のタイトルとなりました。

 6月4日,月曜日。妹を通所の作業所に送って行きました。この日は妹のグループホームの責任者,すなわち3月まで妹の担当者であったSさんがいました。僕はSさんから,母に1度だけでも会っておきたいという希望を伝えられました。母は見学のために通所施設とグループホームに行っていますが,そのときはSさんはいなかったのです。現状は入院していて,退院してくる可能性の方が高くなりつつありましたが,元々はそのまま緩和病棟に入る可能性もあったわけで,そうならないとも限りません。ですから会うとなれば病院に来てもらうのがよいように思えました。ただ,Sさんと母は会ったことがないですから,Sさんがひとりで行くというわけにはいかず,僕が仲介するような形でなければなりません。なのでSさんは僕に打診をしてきたのです。この日は都合を合わせることができませんでしたので,水曜の夜に電話で具体的な日程を決定することになりました。
 伯母はこの日に帰国しました。僕が妹を送っている間に家を出ています。午後は母の見舞いに行きました。
 6月5日,火曜日。この日も午後に見舞いに行きましたが,12日に退院するということが決定したと母に伝えられました。退院後の家での生活のための準備が必要となったわけですが,相談員はまだ来ていないとのことでした。
 6月6日,水曜日。母がフェンタニルパッチを使用し始めたのは3日の日曜でしたから,この日が最初の貼り換えの日でした。母はワンデュロパッチは家でひとりで貼り換えていましたが,現状は入院しているので,看護師が貼り換えてくれます。ただ,母は入浴前に剥がし入浴後に貼るというパターンでしたが,病院では作業の都合があり,午後2時に貼り換えるということになっていました。母はこのパッチを使用し続けることになるのですが,この時間は家でも変わることはありませんでした。また,これはワンデュロパッチより大きく薄いものでしたから,とても貼りにくくはあったのですが,基本的に母は自分でやり続けました。僕は手伝うことはありましたが,きちんと貼れているかどうかを最後に確認するだけというケースがほとんどでした。

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