analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

差動アンプの改造(ケース、ボリューム、PT)

2022-08-20 00:29:50 | CfD‐8 (差動)

シングルプリと差動プリを改造する。

シングルプリはOPTとボリュームを換えよう。

数日聴いてて思った。

音が良くても特性が良くないのは間違い。

なら現在のシングルプリを増幅部のみ差動に替えてみるか。

それにはヒーターとマイナス電源が必要だ。

幸い電源トランスを左右で分けてるので巻線が一つ余る。

これをマイナス電源にしよう。

6.3Vで9Vを取るか?

無理だろうな。7V出てればいいか?

ネットで回路を探してたら、倍電圧整流が出てきた。

これか。

電流値は20mAとヒーターよりは小さいだろうから電圧降下は余り無くて済む。

 

 

 

マイナス電源のドロップ抵抗を0.68、20、50、100、470、600Ωと換えていった。

1kΩでもいいくらいだ。

最初の頃、ドロップ抵抗が20Ω位のとき、プレート電圧が10V程になった。

何だこりゃ、っと思ったが、カソードに電流が沢山流れてたんだった。

470Ωにしたころから60Vに上がった。

600Ωにして90Vまで上がってきた。

前のシングルの時と似たような動作点なのかな。

 

音出しは明日にしよう。

F特だけ測っておこう。

なんとカマボコだ。

下グラフ一番ナロウな青線。

赤線はOPTにTSMを使ったシングルの物。

ほぼTSMの特性だな。

ただ、10kからカクって下がる。この辺は負荷の取り方でなんとかできる気がするんだけどな。

それがまだ分からない。

この辺も音が良いけど・・・っとなる部分だ。

合わせてパワーの初段Rgを小さくしてみた。

現在16.3kΩだが、15kΩ程にしてみた。

 

さて、音は変わるかな?

 

20220618

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