analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

もうスピーカーの区別もつかない

2022-08-09 00:01:53 | CfD‐5 (TAC‐1初期→CfD‐2 欠番)

(以下、DS‐3000で鳴らしてたと思ってたらSP‐50を鳴らしてました・・・)

 

出てきた音は思いもよらない感じだった。

いま、私の最強システムなのだが、雰囲気が随分レトロな感じ。

70年代のシステムを聴いてるようだ。

っと言ってもSP‐50程ではない。

あれは古いラジオみたいだが、こっちはレンジ感が違う。

なのだが、これがまた心地よい。

DS‐3000からこんな音が出るとは思わなかった。

音量を上げると豹変する。

部屋中に音が充満する感じ。

 

国産スピーカー、特にこの三菱はキツイ音を出す。

キツいバイオリンは仕方ないと思ってた。

それが「ハーベス」のような音を出す。

何が違うか?

あちらには官能が有るが、こちらには無い。

惜しい。

ってもここまで来たのは大したものだ。

私にはこれが良い。

ハーベスはやりすぎ、作りすぎの気がする。

っと言い訳をしておく。

フルレンジのような感じで、各帯域の繋がりがスムーズ。

超低域の「ズゥウン」は無いような気がしたが?

これだとPPと比較してシングルの薄い感じは無い。

 

多分EDさんに教わった動作点。

これがハマった。

違うシステムになった。

 

 

 

私は5687の動作点を220V14mAから140V12mAまで下げたが、10mAまではやらなかった。

下げるのに失敗したのも有るが、NP‐126の許容電流半分に躊躇した。

それに動作点は結構弄ってきたつもりだが、まだ勘所が掴めてない。

 

 

 

それから一つ疑問もある。

負荷を軽くすると高域にピークが出来る。

重くすると低域が伸びる。

そういう風に理解してるのだが、どうも私のイメージとは真逆なんだな。

この辺はもう少し経験を積むことにしよう。

今回はNP‐126を10kΩでつかっているのだが、20kにしたら高域にピークが出来た。

なのに高域が下がって聴こえる。

F特ももう少し高域が伸びても良いと思う。

この辺がレトロやハーベスのように聴こえた原因と思うのだが、どうだろう?

いまF特を見直すとハイ落ちだな。

ここを伸ばそうとすると低域が犠牲になる。

けどもう少し犠牲にしても良いんじゃね?

いま、伝送ラインが600Ωではなく1kΩ程になってるはずだからもう少し下げても良いかもしれない。

はて、600Ωにしたら何か問題が出てた気がするのだが、なんだっけ?

まあいいか。調整してみるか

 

凄みとか突出した特徴が無いが、鳴り切った満足感が有る。

今までのLPの評価が変わってしまう。

 

・・・アンプのパーツをあれこれ換えてた時、自在にアンプを調整出来たらなぁ、っと思ってた事を思い出した。

 

 

 

スピーカーケーブルを手繰っていったらSP‐50に繋がってた。

さすがに分かるだろう・・・?

それが分からなかった。

 

20220417

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