現在のプリはシングル構成で、
初段12AU7 60V1.6mA、出力段5687 120V6mA、OPTはTSMの5k:600の一次側シリーズのシングル使い。二次側を1.2k程で使ってるので、5687の負荷としては11k程になるハズ。
この時のF特は下グラフ赤線。
高域が盛り上がってるが、聴感上のバランスは良い。
アースの取間違いかな。
けど、高域がきつめかもしれない。
私の聴覚が劣化してるのか、良いバランスに聴こえる。
けど、気になる。
グラフの赤線は、パワーの初段Rgを16.3kΩとしたもの。
緑線は13.3kΩだった。
この中間だったらどうか?
パワーの初段グリッド抵抗Rgを変えてみた。
TSMのトランスは5k:600なので、PPで使うと一次側片方が1.25kΩになってしまう。
低すぎか?と勘違いしていたが、今はシングルアンプなので、問題無かった。
今までは伝送(600Ω)ラインが1,190Ωとなるように、Rgを24kと30kのパラにして13.3kΩとしていた。
TSMの二次側(伝送ライン)の目標を1.2k位として、パワーの初段Rgを30kと51kのパラにしてみた。
これでRgは16.3kとなり、TSMの一次側は計算上11,5kΩとなった。
今まではTSMでは過負荷だったかもしれない。
先日昼間に少し音量を上げたらうるさく(キツい音)て聴く気にならなかった。
それが今は感じられない。
電流値を下げた効果と相俟ったのか、弦楽器が良い感じ。
あとで測定してみようか。
20220612