analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

シングルプリの測定。

2022-08-19 00:05:16 | CfD‐5 (TAC‐1初期→CfD‐2 欠番)

現在のプリはシングル構成で、

初段12AU7 60V1.6mA、出力段5687 120V6mA、OPTはTSMの5k:600の一次側シリーズのシングル使い。二次側を1.2k程で使ってるので、5687の負荷としては11k程になるハズ。

この時のF特は下グラフ赤線。

高域が盛り上がってるが、聴感上のバランスは良い。

アースの取間違いかな。

けど、高域がきつめかもしれない。

私の聴覚が劣化してるのか、良いバランスに聴こえる。

 

けど、気になる。

グラフの赤線は、パワーの初段Rgを16.3kΩとしたもの。

緑線は13.3kΩだった。

この中間だったらどうか?

 

パワーの初段グリッド抵抗Rgを変えてみた。

TSMのトランスは5k:600なので、PPで使うと一次側片方が1.25kΩになってしまう。

低すぎか?と勘違いしていたが、今はシングルアンプなので、問題無かった。

今までは伝送(600Ω)ラインが1,190Ωとなるように、Rgを24kと30kのパラにして13.3kΩとしていた。

TSMの二次側(伝送ライン)の目標を1.2k位として、パワーの初段Rgを30kと51kのパラにしてみた。

これでRgは16.3kとなり、TSMの一次側は計算上11,5kΩとなった。

 

今まではTSMでは過負荷だったかもしれない。

先日昼間に少し音量を上げたらうるさく(キツい音)て聴く気にならなかった。

それが今は感じられない。

電流値を下げた効果と相俟ったのか、弦楽器が良い感じ。

 

あとで測定してみようか。

 

20220612

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