analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

TEAC R‐919X

2020-07-28 00:01:01 | カセットデッキ

友人がオーディオを処分するというので引き取ってきた。

TEACのカセットデッキR‐919Xだ。

奥行きが小さく6kgと軽量だ。オーディオが盛り上がる少し前のもの。

3ヘッドのBIAS、LEVELが調整できるリバースデッキはこの後に出るR‐9000くらいではないか?

’93発売とのことだが、確か友人が購入したのは96年以降だったと思う。

友人とは以前記事にしたビクターSX‐511の所有者だ。

 

 

A面からB面への反転はヘッドの回転で行うのだが、ほんの一瞬音が途切れるだけなので、まあ、BGMには良いのかもしれない。

しかしこの919の意味は何だろう?ティアックのネーミングは良く分からない。

 

実はティアックは所有したことはなかった。

正直、興味なかったのかな?

赤井と同じでデッキしかないというイメージ。もしかしたらシステム一式を組めないから、というのかもしれない。

しかしよく見るとデザインが良い。文字の使い方が良い。

キーの配列もバランスが取れてるが、つまみの小さいものもある。

パネルも真っ黒ではなく少しグレーがかっている。

 

少し調べたが、キャプスタン(巻き上げ機とでも訳すのかな)のゴムベルトなどがダメになってるらしい。

 

 

 

簡単に拭いた。

 

 

電源を入れず蓋を開けてみた。

蓋にはブチルと銅板の薄いものが貼ってあった。さすがティアック、と思ったがどうやら友人がやったようだ。

やはりゴムベルトがダメだった。もう一個の各ベルトもだ。

シリコンゴムでなく生ゴムなのか?

 

基盤は半固定抵抗が多用してありLSIも多い。これを見るとソニーの中身はやりすぎ?なんて思う。

電源トランスも斜めに取りつけてるが、なぜにこの向き?と思う。

部品を探して手配しよう。

 

参考(確かではない)

モードベルト 角Φ55mm

アイドラーゴム OD10mm、ID6mm、W2mm

キャプスタンベルト Φ80mm

 

20200726

コメント