analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

ラインアンプ NFB量を変えてみる

2020-07-04 00:08:40 | LfD-1

NFBが7dBの時は音色がつるんとしてしまったようなので、少し変えてみた。

 

今は先の見当がついているので落ち着いて出来る。

 

NFB抵抗を10kΩから20kΩに変更すると4dB程になるはず。

VISHAYの抵抗は解像度は抜群に良いが、ちょっと無機質になる。つるんとした音色になる原因にもなると思う。そこで抵抗をカーボンにしようと思ったが手持ちがなく、金皮の18kΩにした。

 

一緒に配置を変える。ばらした。

 

このシャーシを使ったときの最初のレイアウトに戻そう。

 

 

高域補正のコンデンサーは取り敢えず100pのセラコンにした。

周波数特性は下図赤い線。低域は変わらず、高域が伸びた。

前に付けた補正のコンデンサーが470pFでは大きすぎたかな?

真ん中の紫はNFB7dB。ナロウな青い線はNFB 0dB。

出力インピーダンスは240Ω。

歪率は0.27%で少し増えた。

 

これで少し鳴らしてみた。

音色のつるんとした感じは少し収まった。まあ、これなら行けそうだ。

ただ、全体の力が弱くなったようだ。

 

前にNFBを掛けたときにラインアンプの出力インピーダンスは252Ωだった。

計算でパワーの入力インピーダンスをそれに近付けたので309Ωのはず。今はそんなに悪いことは無いと思ったのだが。

 

あとでパワーの入力トランスの終端抵抗を換えてみよう。

 

20200702

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