OPT二次側からNFB抵抗、初段12AU7のカソード周りの交流の電圧を測定してみた。
これでNFBの理解の取り掛かりになれば、と思った。
NFB 0 | NFB 5 | NFB 7 | ||
入力電圧 | AC0.015V | AC0.027V | AC0.036V | |
12AU7 Ek | 0V | 0.008V | 0.016V | AC |
ΔE Rnfb | 0V | 0.992V | 0.984V | AC |
ΔI Rnfb | 0V | 0.099mA | 0.098mA | AC |
これ等に依ると、カソードには入力の信号(AC)電流が流れてない。
NFBの電流のみが流れてる。
となると、以前調べた交流・直流の回路図とは違うな。
入力電圧AC各Vの電流は、初段真空管グリッドから入り(増幅されて)プレートから出ていく。
しかしなんでNFBの接続先はカソードなんだろ? グリッドの入力AC各VにNFB電流を合流させても良いんじゃないの?
大体入力信号の半分の電圧・・・。
この辺は、真空管の内部構造・働きによる。もう一度見直そう。
かえって謎が深まるし。
20200703