analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

アナログを鳴らしてみた。

2020-07-03 00:03:11 | システム

これだ。

先日鳴らした時はきつい音で途中で止めてしまったが、今日は打って変わって良い音がする。

ヴァイオリンがつるんとしない。ぞりぞり、というか、ぶるぶるというか、毛羽立ったような質感が出る。

ああ、もうこれで良い。

っと思ったら、声も浮き上がる。

こちらに向かって歌ってる感じ。当たり前だが。今まではなんかついで感があった。

ありゃりゃ、質感ではCDより良い。

声を張り上げたとき、エネルギーが増す感じ。

広がりが減り、中央にちょっと寄り過ぎな感じもするが、特に問題ない。

これがアナログの音だ。

ここに来てEMINENTが本領を出してきたかもしれない。

 

CDは全体のエネルギーで来るが、各楽器、声は浮き上がらない。

LPは全体ではあまり感じないが、一個一個の楽器、特に声のエネルギー感が出る。

 

CDのつるんとした質感は、以前も感じてたモノではないか。

とすると、今の音は間違いではなく、正しい音なのではないか?

と言いながら、CDプレーヤーをトランスに通したくなる。

 

いつの間にかフォノイコが完成した。ライントランスが馴染んだかな。

 

 

いつものナッツクラッカーを掛けた。

こいつは打って変わって広がりが出た。

CDとLPの違いというより、録音の違いかもしれない。

このアルバムは随分といじりが入ってるらしく特殊だが、いまはその傾向が少ない。

以前は録音悪いなんて言ったが、単に再生が出来てなかっただけだ。

ヴァイオリンは相変わらずキンキンなのだが。

広がりが出たことと、スピーカーから音が離れるようになった。

こうやってると私は「音」を聴いてるんだな、と思う。

でもオーマンディファンとしては、やはりこの人はロシア系の音楽が似合う。

ベートーベンなんてなんかの冗談に・・・

いや、数年経ったら変わるかな?

 

20200701

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