国際空手道 修徳会 北海道本部 札幌道場稽古日記

北広島市輪厚地区で空手の稽古をしています。練習の内容や、イベント、雑多な情報などを画像で紹介します。

一服

2016-04-22 09:08:13 | Weblog
「タバコ休憩」「一服」。公務員には通用しない言葉になったというわけか。いや一般企業にもその包囲網は確実に広がってきて、無慈悲にも喫煙者の首を真綿ではなく、荒縄で縛るようになってきた。喫煙者を巨悪であると断定する非喫煙者の断罪と蔑みの目を感じ取った方もいるのではなかろか。大阪市では「職務専念義務」に反するとして勤務時間中の喫煙を禁止しているそうだ。遠くない将来、専念するためには「ウンチもするな」と言い出すに決まっている。健康産業でも就業中の「喫煙禁止」を就業規則に謳っている企業もあるようだ。しかし、喫煙者からひとこと言わせていただければ、仕事に集中していられるのも2時間が限界、特にかなりの思考が必要とされる場合は1時間半ほどで、脳の緊張を解いてやることが必要。そうしなければ斬新な閃きなど起こらないものだ。非喫煙者が議長を務める会議ほど恐ろしいものはない。2時間でも3時間でも延々と議事が進行される。苦行である。5分でも10分でも休憩を挿めば違った切り口の意見も出されると思うのだが、議論のどツボで溺れていることを楽しんでいるかのようだ。
最近ネットでは「不謹慎狩り」というのが横行しているそうだ。重箱の隅をつつくように、ネットで意見を上げた方を集団でたたく行為だが、先日も熊本地震の被災者に義捐金を送ったタレントが「売名行為」だとやり玉に挙がった。地震直後インスタに笑顔の写真を上げただけで女優が袋叩きにあった。経済的な面も含めて余裕がなくなってきたことがこのようなバッシングを生むのだろか。何かギスギスした世の中になったものだと思う。
ニコチンには鎮静効果があります。「まあそんなにイライラせずに、一服でもしたら」。そうすれば、世の中もう少し丸くなると思うのだが。
 

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