芸術的センスはどうも遺伝するらしい。母親が描いた犬の絵を見て愕然とした。まるでUMAだった。小生が描く動物も大同小異、カンブリア紀に爆発し、その後絶滅した生物にどこか似ている。母親のことを笑える立場ではない。芸術や美術の才能がないことが、飯を食うことの妨げにはならないこの時代に感謝するばかりだ。そうでなければ両親を恨んでいたことだろう。芸術的センスは、描くこと、創ること以外にも「見る目」にも影響を与える。つまりどのような作品を見ようとも所詮は「節穴」のため、的確に評価できる訳がないのだ。なんでも鑑定団をよく観るが、安河内さんや中島さんが絶賛する作品のすごさが全く理解できない。古美術蒐集でもやろうものなら「今しか買えない掘り出し物。横山大観作ですよ」の声に踊らされ、贋作をつかまされること間違いない。
さて、紆余曲折を経てやっと昨日2020東京オリンピック・パラリンピックの公式エンブレムが決まった。約15000の応募作品の中から絞り込まれた4作品が最終選考に残り、選考委員の過半数超の支持を得て組市松紋に決まった。伝統工芸の市松模様と藍染の色をミックスした落ち着いた、極めて静的で日本的な作品に仕上がっている。ちなみに2位はアサガオをモチーフとした作品、3位は風神雷神、最下位は輪をイメージしたものだった。節穴がみた率直な感想は①輪②風神雷神③市松④アサガオ。躍動感あふれ、金メダルをイメージさせる輪の配色は他を圧倒していると感じていたが、少数派だったようだ。ここで「いやいや街の声は…」と行きたいところだが、せっかく決まったばかり、茶々は入れないほうがいいだろう。
5月15日まで道立近代美術館で「横山大観展」が行われている。目を養いたい方はどうぞ。入場料は1300円です。(そっちかい!)
さて、紆余曲折を経てやっと昨日2020東京オリンピック・パラリンピックの公式エンブレムが決まった。約15000の応募作品の中から絞り込まれた4作品が最終選考に残り、選考委員の過半数超の支持を得て組市松紋に決まった。伝統工芸の市松模様と藍染の色をミックスした落ち着いた、極めて静的で日本的な作品に仕上がっている。ちなみに2位はアサガオをモチーフとした作品、3位は風神雷神、最下位は輪をイメージしたものだった。節穴がみた率直な感想は①輪②風神雷神③市松④アサガオ。躍動感あふれ、金メダルをイメージさせる輪の配色は他を圧倒していると感じていたが、少数派だったようだ。ここで「いやいや街の声は…」と行きたいところだが、せっかく決まったばかり、茶々は入れないほうがいいだろう。
5月15日まで道立近代美術館で「横山大観展」が行われている。目を養いたい方はどうぞ。入場料は1300円です。(そっちかい!)
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