ついに髪を短く刈り込んだ。何せ練習をしていても汗が頭の中から湧き出して目に入り、視界を遮る始末だった。そしてこのところの猛暑、昨日の札幌の最高気温は31.9度、今日の予想は35度、もう我慢の限界。20年近く通っている床屋で「ガッツリ切っとくんな」と注文し、かくしてその通りになった。こんなに短くしたのは多分高校1年のとき以来。風紀に恐ろしく厳しいその高校では、髪は耳にかかってはならない、学生服のホックは一番上までかけろ、高校生はたばこを吸ってはいけないなど、食事して勉強して寝ることしか許さない偏向教育を基本理念としていた。当時の「お悪い方」の典型は、20年後に後悔することも知らずに、額の端の毛を毛抜きで抜いた壮観なリーゼント。しかし校則では指導対象外。さすが悪い奴は法の抜け穴を知っている。一方小生はリーゼントでもなく耳に1センチほどかかったノンポリカットなのに、担任と学年部長と教育指導、おまけに教頭までお出まし厳重説諭。世の中の不条理を思い知らされ断髪式に臨んだ。見慣れない髪形の理由を聞かれ「太陽のせい」と答えたが誰もが無反応。犯罪に走りそうだ。
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