国際空手道 修徳会 北海道本部 札幌道場稽古日記

北広島市輪厚地区で空手の稽古をしています。練習の内容や、イベント、雑多な情報などを画像で紹介します。

日食

2009-07-22 09:48:19 | Weblog
古代インドでは日食を魔物が太陽を飲み込んでしまうために起こると考えられていた。中国でも「天災の前触れ」と恐れられた。何せ突然、太陽が消えてしまう。さらに周りには怪しげな光輪(コロナ)まで表れる始末、地動説や太陽系などの知識が微塵もないの時代、世界の終焉とビビッたとしても当然。日本では天照大神が岩戸に隠れる記述が日食を示すものといわれている。こちらは岩戸から出てきて「めでたし話」で終わるのだが。さて衆議院が解散した。任期切れを直前に控えて、唯一イニシアティブを発揮できる解散権を行使した。自民党が結成されたのが55年、その後岸信介首相の下での始めての解散が社会党との「話し合い解散」58年、奇しくもその数日後今回とほぼ同じ地域で金環食が観測された。今回は「一か八か解散」「破れかぶれ解散」と党内からも揶揄される。直前の世論調査の政党支持率では民主党に大差をつけられている。来月30日の総選挙で自民党の歴史的な敗北は必至の情勢だ。ここまで支持を失った理由は、経済対策の遅れや、北朝鮮や、新型インフルエンザの危機管理の脆弱さを露呈しただけではない。遅々として進まなかった公務員改革、そして渡辺善美の離党。鳩山邦夫のパフォーマンスやそれに続くどたばた劇。これらを見て、ついに不満が高じて「不安な道でも踏み出さざるを得ない」と国民が選択したからではないか。決して民主党が期待される政党に成長した訳ではない。今日の日食は日本の将来にとって凶兆か、あるいは…