国際空手道 修徳会 北海道本部 札幌道場稽古日記

北広島市輪厚地区で空手の稽古をしています。練習の内容や、イベント、雑多な情報などを画像で紹介します。

本の紹介

2012-04-09 09:08:52 | Weblog
評価=
いびつな支配体制を世に晒した蜂の一撃の背景を開陳しているが、この本自体にインパクトや、新たな事実、本体を揺るがすような記述はない。ただ清武氏の一連の行動の原動力が読売社会部だということがはっきりした。黒田軍団で知られる読売大阪社会部は、常に弱者視点からの記事構成で読者の信頼を得た。だが、社内の権力闘争で軟派と言われる社会部系は、硬派と称される政治部系に駆逐される。その頂点にいたのが渡辺主筆。清武氏も底流にある反権力の力学で行動を起こしたのではないだろうか。さてさて、それにしても清武氏が巨人再生のために導入した育成や支配下選手枠の拡大。わずか10試合ほどはいえ、ここまでのペナントレース成績では全く成果が現れていない。また、杉内、村田とエースと4番打者をFAで獲得しておきながらもだ。普通に考えるなら戦力はセ・リーグで突出している。この本もそうだが、渡辺主筆も相当頭が痛いのでは。それにしても「巨魁」とは思い切ったタイトルにしたものだ。