国際空手道 修徳会 北海道本部 札幌道場稽古日記

北広島市輪厚地区で空手の稽古をしています。練習の内容や、イベント、雑多な情報などを画像で紹介します。

新入社員

2012-04-20 09:04:25 | Weblog
山本五十六は部下の指導法を上杉鷹山の遺訓を援用し「やってみせ、いって聞かせて、させてみて、褒めてやらねば人は動かじ」と語ったという。逆に「…褒めてやっても人は動かじ」との説も。まぁいずれにせよ、違う価値観を持つ人間集団で、自分の思いや考え方が直截に伝わるわけはなく、それなりに苦労することは当たり前のこと。先日公表された、「新入社員が上司のどのような言葉にストレスを感じるか」とのアンケートでは、以下の言葉に強いプレッシャーと不快感を持っているようだ。だが本人は、その言葉の背景、=あとのセンテンスを嗅ぎ取っているのだろう。
①言ってる意味わかる=「何度俺に言わせるつもりだよ。素早く反応しろよ」
②そんなことも分からないのか=「こんな初歩的なことも理解できないの?使い物にならないな」
③期待してるよ=「応えられるには、そこそこ努力しなくてはならないことを理解している?」
④あれどうなっている?=「尋ねられる前に、報告しろよ」
しかし、これらの前に「やって見せ、聞かせて、させて、褒めて」が必ずあったはず。この段階でピンと感じてくれなければ、言われても仕方ないのでは?社会はそんなに甘くはないよ。