日本球界で投手の分業制を導入したのは中日の近藤ピッチングコーチといわれる。エースだった権藤を酷使しことにより選手生命を縮ませてしまった自らの苦い経験による。ヤクルト黄金期には絶対的な守護神高津がいた。弱小の横浜を優勝に導いたのは大魔神佐々木の存在があった。このように勝てるチームにはセットアッパーからクローザーにつながる俗に言う勝利の方程式が確立している。打率三割を超えれば一流打者といわれるが、連打となれば三割打者をそろえてもその確立は9%。どちらを優先すべきかは自明の理。今期ファイターズの采配では何度も理解に苦しむ場面が見られたが極め付きは今回のトレード。マイケルにつなげる野球がファイターズが唯一勝つことのできるロジック。この放出はファンのみならず道民誰もが解せないことだ。来期結果を出すことができなければ愚将の謗りは免れない。
本の紹介。日高さんの回顧録。それだけ。
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