ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

腕が挙げられない:乳がん術後の後遺症に足骨鍼が威力を発揮(ウエブセミナーの準備)

2020-03-09 11:46:28 | 診断即治療と虹彩学
この「診断即治療」は、 FC2ブログ にも転載しています。




写真はイメージです 



その方は、3年半ぶりぐらいに来られた方です。
患者さんが突然来なくなる時があります。
「どうしたのだろう」と気にはなっても、問い合わせることはできません。

久しぶりなので、「何か話してくれるかな」と考えていましたら、
「乳がんになって手術しました」と言う。
若い方ですので、ちょっと驚きました。
で、スタッフが問診して、現在の症状を聞くと以下のようなことを訴えていました。

① 腰が全体的に痛い

② 乳がんで左のリンパ節を切除

③ 抗がん剤の治療も終わった

④ 全身の浮腫みで特に足がひどい

⑤ 左手が挙げられない

⑥ 医師に左手に鍼はしないで、と言われた

リンパ節を切除したら浮腫みがひどくなります。
過去に、子宮がんの手術をして、鼠径部のリンパを切除した方がいましたが、その方の片足は、ゾウのように太くなり、鍼をすると、鍼穴から体液が漏れてくるのです。

その方は、見た目ではわからないぐらいの浮腫みでしたので、鍼をしても大丈夫とは思いましたが、本人がそのように言っているのですから、鍼はしませんでした。
しかし、腕が挙がらないのは何とかしてあげなければなりません。

やり方はいろいろあるのですが、最近開発した「足関三穴」と「足骨鍼」を使えば解消できると考えたので、早速使ってみました。
「足関三穴」も「足骨鍼」も、普通の鍼でやるものですから、そんなに痛みもありません。

鍼をしたのは、前面で、頭と右足と左手だけです。

仰臥のままでやりましたので、刺鍼の後、

「腕を挙げてみてください」と腕を挙げさせると、

「楽~~~! そんなに痛みが出てきません」と言う。

その日まで、多分、辛い日々が続いていたのでしょう。
腕が楽に挙がるようになったので、ほんとに嬉しそうな顔をしていました。
(これが治療師としての喜び (^_^;))

それで、一応の治療が済んで、

「どうですか」と尋ねると、

「先生。腰は?」と言う。

「あ、ええ、今の鍼で多分、腰も良くなっていると思います。この鍼は、腰痛にもよく効く鍼ですので、ちょっと腰をみてくれませんか」と言うと、半分起き上がって、

「あ、ほんとですね。ええ、いいみたいです」と言っていました。


今月のセミナーは、新型コロナウイルスがこんな状態ですので、ウエブで行う予定です。
セミナーは、近々このブログで案内させて頂きます。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする