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「シリア内戦、反政府軍の武器の仕入れ先は敵である政府軍?:6月20日号ニューズウイーク日本版

2012-06-14 10:36:48 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


朝顔が、昨日、無数に芽吹いていた。例年のことである。第一陣は既に花を咲かせ始めた。同じように昨年種を落としていたように見えた。同じ朝顔でも種類により、競合を避けて、ある種のインタバルを置いて発芽しているのだろうか。植物なりの節理があるのかもしれない。人間という生き物だけが、生きるということの意味や節理を見失ってしまっているのではないかと、最近とみに感じるようになった。

話は飛ぶ。近着のニューズウイーク誌日本版で、シリア内戦を伝える記事の中に「反政府軍の武器の仕入先は敵である政府軍だ。この奇妙な取引は、バシャル・アサド大統領の現体制に対する武装蜂起が始まった当初から続いている。政府軍の将校が武器を売るのだが、彼らは革命を支持しているからではない。カネを愛しているからだ。」とジャ―ナリスト、トレ―シ―・シェルトン氏が現地レポートしていた。

シリアで今朝も何十人殺されたとアルジャジ―ラが報道していた。今朝5時台の放送で、ドイツARDテレビがアメリカとロシアが武器を売った売らないで国連で争ったと報じていた。上記ニューズウイークの記事に「政府軍から離脱した兵士が、武器と弾薬をトラックに満載するとそのまま反政府軍に合流する。外国人の軍事介入は望まない。反政府勢力は、アサドが失脚するまで戦う。そのためにむしろ武器調達の方を望んでいる」と書いていた。シリアで何人殺されたというニュ-スだけ聞かされていると間違うなと感じた。

一方、13日、NY証券取引所では、NYダウが前日比77ドル安、12,496ドルで取引を終えた。「ワールドWaveMorning」,ブルームバーグに出演したトレーダー、DoreenMogaveroさんは「注目はとにかくギリシャだ。ギリシャでは預金が10億ユーロ引き出された。多くの住民が水など備蓄を始めている。どんな展開になっても不思議でない。」と話していた。さもありなんとも思うが、こういう話がなぜ日本に伝わらないのだろうか。

13日、NY外国為替市場で、1ドル=79.42~45円、1ユーロ=99.77~82円で取引された。NY原油(WTI)先物相場はバレル70セント下げ82.62ドル、NY金先物相場は、トロイオンス5.40ドル上げ1,618.10ドルと小動きに終始した。穴ぐらに身を伏せて様子見しているモグラの姿を想像した。いざという時には逃げる姿勢を取っている。以前にも書いたが、逃げるという文字をつらつら見て欲しい。日本人には相場嫌いの人が多い。相場の世界では、逃げることを決して恥ずかしがらないからかもしれないなと勝手に想像している。

先日、ヨーロッパ旅行から帰国した知人からスイスでは、テレビ画面に毎日、日本の放射能情報を流していると聞いて耳を疑った。日本でのオリンピック開催はまず無理だろうと現地の人が話していたそうだ。ことを荒立てるつもりはさらさらない。忘れていいことと決して忘れてならないことがある。日本では3.11という稀有の大災害を早や忘れようとしている。(了)

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