ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

米銃乱射事件も、NYダウ30ドル高、新高値更新ー学校で教えてくれない経済学

2007-04-19 09:06:18 | 経済学
CNNテレビは連日、バージニア工科大学での銃乱射事件の報道を続けている。犯人が韓国系の米国人とわかり、キャンパスの学生とのインタービューを繰りかえし放送していた。

CNNによると、世界で銃は6万丁ばら撒かれており、その内アメリカは2万とも3万とも言われている。30数年前の話だが、車を運転していて、銃砲店が簡単に見つかることで驚いた記憶がある。米ライフル協会の力が強く、かつ銃の所持が米国憲法で保障されている。日本人の感覚ではとてもついていけないが、これも米国という国の厳しい現実であろう。

現在は知らないが、当時、クリーニングや青物屋のほとんどは、韓国人が経営しているという話をよく聞いた。日本食のレストランも当時はまだ走りだったが、経営者が韓国人である店が多かった。聞くところによれば今もそのようだが、結構繁盛しているそうだ。

最近の日本人がすっかり忘れている点であるが、韓国人は働き者である。今回の犯人の家族もクリーニング店を開業し、黙々と働いて、8歳でアメリカに連れてきた息子を大学にまで入れた。親の心、子知らずと断言できないが、親御さんの無念さが伝わってくるようだ。

話変わるが、4月18日のNY株式市場の報道の中では、銃乱射事件の報道は陰を潜めた。WSJ紙には、「前方に青空が見えてきた」とか「調整は終わった」という表現が目に付く。

NYダウは、この日、30ドル値上がりし、史上最高値更新で、12,803ドルで取引を終了した。年初来2.7%上昇である。J.P.Morganが2007年1~3月期の収益が前年比55%増えたことを材料に、NYダウ全体を活気付けたと今朝のWSJ紙は紹介している。

NY債券市場では、3月のコアCPI消費者物価指数(食糧・エネルギー除外)が0.1%増に留まり、インフレ懸念が後退、債券相場上昇、10年物国債利回りは4.65%台へ後退した。

NY為替市場では、利上げ期待の後退で、ドルが売られ、1ドル=118.68円、1ユーロ=1.3591ドルで取引された。特に対英ポンドでドルが売られ、1英ポンド=2.007ドルで取引された。英国景気好調で3月の住宅価格が3.5%上昇し、インフレ懸念から来る再利上げ期待が、ポンド高の背景にあるようだ。反面、再利上げは両刃の剣。ポンド高は短命の予測もある。

日本では、選挙最中、長崎市長が暴漢に狙撃され尊い命を落とされた。新聞報道によれば、犯人は「不満重なり打った」と供述しているらしい。米国の事件では、死人に口なしだが、犯人に不満が増幅していたのかもしれない。

経済も健康も不満の蓄積が一番良くない。銃をめぐる二つの事件から学ぶことは多い。(了)

江嵜企画代表・Ken


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女性のやせすぎ、男性のメタボに警鐘 新健康戦略

2007-04-19 09:02:36 | 情報や案内及び雑談
女性のやせすぎ、男性のメタボに警鐘 新健康戦略(朝日新聞) - goo ニュース


2007年4月19日(木)07:02

 政府の新健康フロンティア戦略賢人会議(座長・黒川清内閣特別顧問)は18日、国民の健康づくりの支援策などを定めた「新健康フロンティア戦略」をまとめた。女性の「やせすぎ」や男性のメタボリック症候群に警鐘を鳴らし、子どもの健康管理にも重点を置いた。ただ、これまで政府の戦略に盛り込まれていた数値目標は「根拠が薄い」として見送られた。

 「新戦略」は安倍首相が就任前から主導してきた健康づくり支援策の一環で、増大する国民医療費を抑制する狙いがある。具体的には「子ども」「女性」「メタボリック症候群」「介護予防」などのテーマに分類して対策を打ち出した。

 メタボリック症候群については、脳卒中や心筋梗塞(こうそく)の患者数が50代から増加していることに着目、とくに中高年男性に焦点を当てる。内臓脂肪量や運動量のチェック、飲食店・社員食堂で栄養表示を普及させることなどを例示。働き盛りのころから食習慣を見直し、適度な運動を促している。

 また、女性の健康を社会全体で支える姿勢を鮮明にしているのも特徴だ。特にやせている10代後半の女性のうち4割がダイエットをしていることを踏まえ、過度なダイエットの危険性を啓発することに力を入れる。

 さらに子どもは「国の宝」として、産科・小児科医療の充実や、発達障害児の教育から就労、食育やスポーツを通じた体力の向上など、切れ目ない支援策を掲げた。

 こうした予防重視の健康づくりを国民運動として盛り上げていくため、著名人やボランティアらを「健康大使」に任命して広報に力を入れる方針も示している。

 「新戦略」の実施期間は16年度までの10年間で、今後は具体的な実施計画の策定を提言。「1歳6カ月児健診の受診率」や「乳がん検診の受診率」などの現状の数値を100として今後の推移をフォローする。

 一方、首相が自民党幹事長時代の04年にまとめ、政府の骨太の方針に盛り込まれた「健康フロンティア戦略」では、「がんの5年生存率を20%改善」など、05年からの10年間の数値目標を設定していた。だが、「新戦略」では医師ら有識者が「数値目標を設定しても根拠が希薄だ」とし反対し、数値化は見送られた。


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最近は「メタボ」に反応するようになってきた。(-_-;)

思うのですが、日本は国家が国民をかばい過ぎるのではないか。
国民は、「何でも国がやってくれる」と考えているのではないか。
アメリカを真似し過ぎるのではないか。

女性の痩せすぎ、男性のメタボ、全て自己責任の範囲のはず。

「1歳6カ月児健診の受診率」や「乳がん検診の受診率」をフォローすると宣言しても、個人個人が自分や家族に責任を持たなければ、全んど意味がないと思う。
何故なら、そのフォローの恩恵にあずかるのは、すでに健康意識のある人たちだからで、「病気になってから治療すればいい」と考えている人が多すぎると思うからです。

私は「健康は教育が第一」と考えるのですが・・・、

そういう観点で考えると、この「新健康戦略」も“成果なし”で終わりそうな気がする。

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伊藤・長崎市長の通夜に近親者ら参列

2007-04-19 08:40:41 | 情報や案内及び雑談
伊藤・長崎市長の通夜に近親者ら参列(朝日新聞) - goo ニュース

2007年4月18日(水)21:32

 伊藤市長の通夜が18日午後7時から、長崎市の斎場で営まれた。近親者が参列し、みんな悲しみに沈んだ。

 佐賀県多久市の横尾俊彦市長(50)は「明るく前向きな人で、いろんな行政の課題に挑んでいた。選挙中に襲うというのは、民主主義に対する挑戦。憤りを感じる」と話した。

 伊藤市長が通った高校、大学の先輩に当たるという長崎市の北川俊明さん(73)は、容体が心配で17日の夜は眠れなかったという。「庶民的で明るい人だった」と人柄をしのんだ。

 通夜に先立ち、同市内にある伊藤市長の自宅にも弔問客が相次いだ。40年来の付き合いという被爆者団体の役員正林克記さん(68)は「涙以外に言葉もない。こんなことがあっていいのか。被爆者行政も含め、あらゆる面で力を注いでくれた。市民の宝物をなくしてしまった」と肩を落とした。

 伊藤市長が撃たれた現場では、18日夜になっても花をたむける人が続いた。


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出張先のホテルでニュースを見ていましたが、
こんなことがあってはならない。

唖然とするだけです。

亡くなった人を行き返させることはできない。
ただ悲しむだけしかできないのだろうか。

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猪熊佳子・日本画展:スケッチ&コメント

2007-04-19 07:55:55 | スケッチ
猪熊佳子・日本画展がそごう神戸店で4月23日まで開かれている。
昨日は初日で、猪熊佳子先生も顔を出されると聞いていたので出かけた。

今回の個展は小品が多かった。副題の「きらめく森へ」が示すように
森の絵がほとんどであるが、緑を基調にしたやわらかい表現が印象的だった。

画廊の入り口はいって最初の絵に目が留まった。
薄いブルーの空、白い雲、淡いピンクと白の花をつけた絵である。会場正面にも
小品だが、画面の半分を薄い紅の花で覆った絵があった。
従来の絵と比べて、より華やいだ色調が目立ったような気がした。

猪熊佳子先生は、難波高島屋日本画教室で昨年3月まで
同教室の森田りえ子先生の助手を長年勤めておられた。
森田先生が自らの画業により時間を割きたいということもあり
教室をやめられたあと猪熊佳子さんが引き継いだ。

森田りえ子さんの絵の色使いとくらべれば、猪熊佳子さんの
絵はおとなしい印象を与えるかもしれない。森田先生は
「花の画家」の異名の持ち主であるが、猪熊先生は
「森の画家」というように画風も違う。

画風の違いから教室の生徒にも当初戸惑いがあったようだ。
一年たって教室の雰囲気も落ち着き、景色の絵に挑戦する
生徒も出てきた。

猪熊先生の中学時代のスケッチ画を以前拝見した。若くして
日展にも入選されておられ、飛び抜けた素質の持ち主である
ことがわかる。

3児のお母さんとしてだんなさんの内助の功もあるからであろう、
このところ多くの個展をこなし、精力的に作画活動を続けておられる。
日本画のマーケットの評価も高くなっているという話を先日
画材屋さんからも聞いた。

お金の話をすれば、嫌がる人が多いお国柄だが、
今回展示されている絵の値段が一格も二格も高くなっている
ことに気がついた。

森田りえ子さんの絵は雲の上のランクではじめから
諦めて、失礼ながら、猪熊先生の絵ならと思っていたら
いかに自分の認識が甘かったことを今回の個展会場で
実感させられた次第である。

猪熊佳子さんの絵をみていると心が癒されるという話をよく聞く。
新しく家を建てた人や家を改装したので絵を飾りたいと買って
帰る人が増えているという話も聞いた。

絵の値段は景気のバロメータであるという話もある。絵の
マーケットが動き始めたのであれば、景気が底離れした
ひとつの兆しかもしれない。

恒例となったが、会場の様子を軽くスケッチした。(了)



Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)


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米銃乱射事件も、NYダウ108ドル高ー学校で教えてくれない経済学

2007-04-19 07:49:36 | 経済学
99米バージニア州西南部のブラックスバーグの州立バージニア工科大学の寮と教室で銃乱射事件があり、日本時間6時現在で、犯人とみられる男含め32人の死亡が確認されたと米CNNテレビが報道していた。CNNテレビ画面が、ブッシュ米大統領が沈痛なおももちで記者会見する姿を写していた。

今朝のWSJ紙電子版もこの事件をトップで取り上げた。今回の事件は朝7時15分から銃撃が始まり2時間続いた。過去米国での銃乱射事件では、1966年のテキサス大学で16人、1999年のコロラド州のコロンバン高校で12名の犠牲者を出した。学校のキャンパス以外では1991年の米テキサス州のカファテリアで23名の死者を出した銃乱射事件含めて、今回の事件は、米国では過去最大の死者となると伝えている。

ところで、NY株式市場は、取引早々から活発な商いが続き、NYダウは前日比108ドル高、12,720ドルで取引を終了した。CNNテレビは銃乱射事件の経過を番組にはさみながら、株式市場の動きを流していた。当然であろうが、悲惨な事件に見舞われた朝だけに、コメンテーターの戸惑いの表情が印象的だった。もし今朝の事件がなければ、はるかに明るいムードで取引が進行したものと思われる。

今朝のNY株式市場は、上海株高に支えられ、日本1.52%、インド2.33%、香港2.05%、韓国0.74%高の引き継ぎ、欧州では英国0.83%、ドイツ1.75%、フランス1.25%それぞれ上げ、ブラジル2.08%、アルゼンチン0.54%高と世界同時株高の流れにも乗ったようだ。

NYダウは、中国株の9%近い値下がりをきっかけに、2月26日に、400ドル以上の暴落を記録したが、1ヶ月半でその穴を埋めてしまった。この日は、米小売高増を材料に、強気発言が、CNNテレビ画面でも次々出ていた。変われば変わるもので怖いほどである。

果たして死角はないのだろうか。こんなにはしゃいでいいものなのだろうか。明日、米国では2月の消費者物価指数が発表される。3月の米新規住宅着工件数がどう出るか。一部に米住宅価格に値下がりが依然見られる。原油相場はバレル2セント下げたが63.61ドルで取引され頑強に高値圏に居座っている。

金相場がオンス694ドルと11ヶ月ぶりに6年半ぶりの高値を記録した。金相場の上昇はドルの反面教師の意味合いを強く持つという見方からすればドル暴落を予見しているのかもしれない。NY為替市場では、1ドル=119.73円、1ユーロ=1.3544ドルで取引された。

米国の週明けは、朝一番で銃乱射事件という悲惨な事件で始まった。日本列島は地震多発周期に入っている。治に居て乱を忘れずは至言だ。毎日が浮かれ太鼓はいただけない。(了)

江嵜企画代表・Ken


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G7後、 対ユーロ円安進行は警戒信号か?-学校で教えてくれない経済学

2007-04-19 07:46:29 | 経済学
先週末、ワシントンDCで開催された、G7(7ヶ国財務相・中央銀行総裁会議)は、会議後出された声明文で、「リスクは残るが、世界経済は、ここ30年以上の間で、最大の持続的成長が期待できる。」と誇らかに謳い上げたことが特筆される。

「所変われば品変わる」という言葉がある。地域が変われば風俗習慣が異なる意味である。今回のG7の会合場所が米国・ワシントンであったことと、前回議長をつとめたドイツのスタイン・ブリュック財務相が不参加で、米のヘンリー・M・ポールソン財務長官のペースで進められたことが背景にあると推測される。

特に為替相場のかく乱要因とされた投機的動きをする代表格のヘッジファンドに対する規制が、ドイツの会合では声明文に入ったが、今回のワシントンでの会合では、それがそっくりはずされた。『過剰な介入は好ましくない』とするアメリカ人の基本的な考え方が素直に反映された形である。

ただ、2月のG7の会合の前後、円が対ユーロで安過ぎるとマスコミを引きずり込んでまで喧伝した円安反対キャンペーンが、少なくとも表面的ではあるが、すっかり陰を潜めたことが特に印象に残る。変わり方が余りにも極端だから、用心した方がいいかもしれない。

「下手の考え休むに似たり」ということばがある。「良い知恵のないものがいくら考えても、時間がたつばかりで何の効果もない意味」と広辞苑にある。プロの世界では、為替は、エコノミストの墓場だといわれているそうだが、為替ほど予測できない代物はない、まさに、『際物(きわもの)』であることも教えているのであろう。

『際物』を広辞苑で引けば、「入用の季節の間際に売り出す売り物。その時を失すれば無用・無価値となる。正月の門松や三月の雛人形を例に挙げている。間際に売り出すものだから
『際物』、今日、明日の「商品」としてなら通用するが、何ヶ月先に、為替がいくらになるかという話には、特に素人は乗らない方がいいのであろう。

ところが、予測を生業としているエコノミストやアナリストは、週明けの為替相場は、特に対ユーロで、円が売られ、つれて対ドルでも円安が進むと予測している専門家は多い。先週末のNY為替市場では、対ユーロで円が売られ、1ユーロ=161.46円まで円安が進んだ。円は対ドルでも売られ、1ドル=119.25円で取引された。

「過ぎたるは猶及ばざるが如し」という論語の言葉もある。度が過ぎることを戒めたことばである。余りにも一方方向に進むと、ゆがみを矯正しようとする作用が働く。健康も経済も同じである。食べ過ぎ、欲ボケがからだにも経済にも一番よくないと教えている。(了)

江嵜企画代表・Ken


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