ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

ポンポン山の裏の谷筋にて

2006-04-01 08:41:34 | 一枚の写真
福寿草





先日、友人に案内してもらって、高槻の北に位置するポンポン山の裏の谷筋を歩きました。
早春の野草が咲いていて、久しぶりにカメラを構えて楽しい一日を過ごしました。
フィルムの現像が上がって、ポジを見る時はいつも期待半分、不安半分ですが、今回はどうでしょうか。
  
福寿草は草丈が伸びていましたが、まだ見れる状態でした。少しトウがたって、おしべが乱れてしまっていますが(アップになるとアラが目立ちます)。

あれだけの保護観察&監視員が山にいるということは、恐らく盗掘などに備えているとも言えて、逆に言えば悲しいことです。



ヤマシロネコノメソウ

ヤマシロネコノメソウは、山地の谷沿いの陰湿地に生えるユキノシタ科・ネコノメソウ属の多年草。花の直径は3~5mmととても小さい。

コガネネコノメソウの変種で、ヤマシロ(山城)地方で発見されたことによる命名。



6本のおしべが箱型になった4枚の花弁より上に出ている(コガネは出ない)のが特徴。こちらのアップ写真で確認いただけると思います。




はこちらは、渓流の玉ボケを入れた水辺のショットを狙いましたが、花が密生していないため、焦点の定まらない写真になっています。




こちらは、オオキツネノカミソリ(細長いみずみずしい若葉)の根方に咲くヤマシロネコノメソウを撮ってみました。
これも花の数がちょっと寂しい。

この辺りの渓畔には、オオキツネノカミソリがたくさんの新葉を出していました。
8月の花時ころ訪れたら、壮観な眺めが見られそうです。


あんなに小さく可憐な花とは思っても見ませんでした。やはり時期的に少し遅く、マクロレンズで覗くと(アップの写真)おしべが花粉を落としてしまっていて元気がありません。

そんな次第で、オオキツネノカミソリの若葉と組み合わせたショット、水辺の流れを取り入れた写真に期待しました。

構想は悪くなかったはずですが、如何せん被写体が小さすぎ、また被写界深度が浅くて、あまりいい写真にはなりませんでした(180mmのレンズで撮ればよかったかも)。 



セントウソウ



セントウソウはセリ科で、仙洞草と書くようです(紀伊国屋書店の立ち読み)。
漢字の言われは不明とのこと。
たんなる証拠写真程度です。



アオイスミレ



アオイスミレは、もっとも花期の早いスミレの一つ。
図鑑「日本のスミレ」に「早春にふさわしい清楚な花を恥ずかしそうに咲かせる」とありました。

私の手持ちの写真(ハガキ)には、雨飾山麓のものがありますが、このポンポン山のものはポッと頬を染めたような色気があって、こちらの方が素敵です。

この写真は納得!


撮影 Y.K.



Y.K.さんという方からご寄稿頂いた写真とコメントです。


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