ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

下腹(小腹)が痛い・・・臨床連載―51

2005-09-15 09:07:40 | 診断即治療と虹彩学
先日、革靴を履いて何時間も歩き続けたせいで、両足の小趾が靴ずれになり、
晩には、歩くのも苦痛になった。


小趾の先が白くなっていて、皮が浮いている

足の小趾は、膀胱経の経絡が流れています。
膀胱経と腎経は 表裏の関係 にあるので、膀胱経の異常は、腎経にも異常が
出やすくなります。


翌日も歩かなければならなかったので、靴屋さんへ行ったら、こんなのがあ
り、履いてみると具合がいいので、それを買って歩くことにした。


後ろがない靴と草履、あなたなら、どれを買いますか?


歩いていると、足の痛みは楽なのだが、
トイレに行きたいような、行きたくないような感じで、スッキリしない。

家へ帰る途中から、下腹(小腹)が張っていて、喉は渇いているのだが、
お茶も飲みたくない。
が、無理して(?)ビールを飲んだ。


翌日は、朝から下腹が痛いので、脈診をした。
腎虚が出ていたので、復溜に軽く針をしたら、スーッと下腹が楽になって
きて、トイレに行きたいような、行きたくないような感じも取れた。


内踝から、上へ指4本上がったところから、3分の1ほど下がり、さらに
後ろのほうへ、親指1本の幅ほど下がったところが「復溜」です


臨床現場では、直接「下腹が痛い」と訴える人は少なく、
「下痢」、「便秘」、「残尿感」、時々「生理ではないはずなのに、子宮の辺り
がおかしい」と言う場合が多いのですが、下腹は腎経の異常が現れるところ
ですので、四診(望、問、聞、切)やその他の診察で、何が原因かを調べる
必要があります。
コメント (2)
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