ヘヴン
2001年/アメリカ=ドイツ=イギリス=フランス
坊主頭のK・ブランシェット
shinakamさん
男性
総合 75点
ストーリー 75点
キャスト 80点
演出 75点
ビジュアル 80点
音楽 75点
クシシュトフ・キェシロフスキの遺稿をクシシュトフ・ピエシェヴィッチが脚本化した。ケイト・ブランシェット主演でトリノ・トスカーナを舞台にした運命的なラブ・ロマンス。
英語教師フィリッパ(K・ブランシェット)は夫を麻薬で亡くし、警備会社社長を狙って爆弾を仕掛けるが、誤爆のため無実の4人だけが死んでしまう。憲兵隊に捕まり、英語通訳フィリッポ(ジョヴァンニ・リビージ)と運命的な出会いがあり、2人の逃亡劇が始まる。
2人は「ギフト」で競演しているが、年上の女に夢中になる若い男は想像できても、8つも年下の青年に惹かれるのは極限状態のためか?
フィリッポの父(レモ・ジローネ)が「人間は最も大切なとき何故無力なのだろう」という台詞がとても切なく、この物語のテーマであろう。
坊主頭のK・ブランシェットが見られるのも話題。