晴れ、ときどき映画三昧

映画は時代を反映した疑似体験と総合娯楽。
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『チャンプ(1979)』 80点

2006-07-04 10:31:22 | 外国映画 1960~79

チャンプ(1979)

1979年/アメリカ

母性本能を刺激する名子役

プロフィール画像

shinakamさん

男性

総合★★★★☆ 80

ストーリー ★★★★☆80点

キャスト ★★★★☆85点

演出 ★★★★☆80点

ビジュアル ★★★★☆80点

音楽 ★★★★☆75点

ボクシング映画の中でもリング・シーンは思いのほか少なく、父子愛がテーマ。元チャンプのビリー(ジョン・ボイト)は競馬の厩務員をしながら、息子T.J(リッキー・シュローダー)と2人暮らし。別れた妻アニー(フェイ・ダナウェイ)と偶然競馬場で再会する。2人がT.Jに愛情をどう注いだかが繰り広げられる。
物語はシンプルでラスト・シーンも予想どおりだが、T.Jのリッキー・シュローダーが大人達を完全に食ってしまった。チャンプを慕う一途さが涙を誘う。母性本能を刺激する名子役振りは映画史に残る名演技と言っても過言ではない。