私、毎月第3日曜日は、ほぼ欠かさず某公園の定期清掃に参加しています。
で、そこで、とても気になることが多いのが煙草の吸殻(と犬の糞)なんですよね。
とりわけ煙草については、
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●公園は多くの子供が集まる場所
→なので、受動喫煙による健康被害が不安...
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という面からも、常々、気になっています。
けれど西宮市は、「公園内禁煙!」にはなっていないんですよね。
ここ、なんとか出来ないものかと思っていまして。
こちらは兵庫県が定める条例の概要。
「4」に公園を上げて「禁煙」「分煙」と書いてあるので、「じゃあ禁煙にすればいいやん!」と思ったりもするものの、よくよく見てみると対象は「建物内」に限定されています。
要は公園内にある建物は禁煙もしくは分園!でも公園自体は禁煙or分煙が必須ではありませんよ~」ということですね。
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また西宮市における公園での喫煙ルール(?)は、こんな感じです。
う~ん、なんとも言えずモゴモゴしてるな...
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行政の対応が、こういう感じになってしまう背景には「喫煙者にも煙草を吸う権利がありますので...」という話があります。
法律・条例などのルールがない以上、こうした背景を無視して一律に禁止というのは、行政的には難しいんですよね。
過去には、他所の自治体での話ではありますが
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●公園で灰皿を置いて喫煙スペースを認めて禁煙としないのは役所の怠慢だとして、裁判が起こされた
→が裁判所は、公園や屋外の施設で喫煙をしない利用者は、喫煙者から離れた場所に移動して煙草の煙を避けることができることなどを理由に、役所の責任を否定した
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という事件もあったようですし。
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公園の受動喫煙裁判 判決は「非喫煙者が喫煙者から離れよ」@NEWSポストセブン
一方で過日、国会で可決成立した健康増進法改正案には、改正趣旨として「子どもなど20歳未満の者、患者等は受動喫煙による健康影響が大きいことを考慮し、こうした方々が主たる利用者となる施設や、屋外について、受動喫煙対策を一層徹底する」と明確にうたわれています。
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健康増進法の一部を改正する法律案 概要@厚生労働省HP
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こうした動きもあってか、複数の自治体で公園を禁煙に!という動きも出てきている様子。
明らかに流れは変わりつつあるような。。。
そんなこんなも踏まえて、市内公園の禁煙化に向けて、提案等行っていきたいと思います。
というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。