リスボン3日目(9月3日・月)
3日目、自由行動後、ホテルに戻り、
夜7:30頃、バスでファドレストランがあるアルファマ地区に向かいました。
薄暗くなったリスボンはオレンジの街灯に舗道がやさしく照らされ、
なにやら郷愁を誘う雰囲気が漂っていて、、、
「ポルトガルの街には夜が似合う」と感じさせられます。
バスは、繁華街を南に下りコルメシオ広場から東へテージョ側に沿って走り、
軍事博物館前でUターンし、ファド博物館とカテドラルの中間地点?辺りで下車。
薄暗闇の中で、偶然、空き地でボランティアの人たちが食事サービスをしている
場面に遭遇し、なんだか複雑な心境に
そこから、裏道を通り、狭く急な階段を登ったりしつつ、
ファド・ハウスまで歩きました。
今回、自由時間が限られ、リスボン大震災で倒壊を免れたアルファマ地区の
古い家々、細い迷路のような道や階段の街を散策する時間がなく、
母はとても心残りだったのですが、
この夜、こうして少しでもアルファマを歩けて、ラッキーでした
リスボンの夜といえば哀愁漂う「ファド」のイメージですね
ギターは素敵♪
若い女性の熱唱より、おばちゃんの哀愁がある歌声は聴かせます↓
今回訪れたお店は、観光客向けなのか、飽きさせないためなのか、
明るく(小芝居入りの)ミュージカル仕立て構成で、なんだかね〜。。。
かなり期待はずれ
逆に、期待してなかったディナーが、意外に美味しかった、
という、皮肉な結果に。うまくいかないもんですね
↑ ※ ポルトガルギターは「ギターラ」ともいい、弦の数が多く12弦。
ファドに欠かせないギターラには、
リスボンタイプとコインブラタイプがあるとのこと。
ファドの「サウダーデ」を深く表現する重要な役割を担ってます
ファドを聞く前に頂いた食事
前菜のサラダ ↓ 野菜が新鮮!
そのあとのメインは、鶏肉のソテー
↑ キノコの詰め物した胸肉をソテーしたもの(ソースの味が濃かった)
とても柔らか美味しかったです(量が多く残しましたが)
デザートはクレームブリュレ
カフェ(エスプレッソ)
10時半頃には店を出ました
ファドの本番、見頃聞きごろは、11時過ぎから、というのですが
ツアーでは、仕方がないですね。
さっき通った細道や裏道階段を下り、
夜のアルファマは、独特の雰囲気が魅力的!でも怖くて一人では絶対無理だなあ。。。
みんなで歩けてほんとよかった(グループに男性が多く心強い)
バスに乗って、夜のリスボンを縦断し
夜のロシオ駅 ↑ 物語が描けそう、、、素敵だな〜
無事ホテルに到着。
この日は、自由行動で歩き回り疲れているはず、早く寝なくては
おやすみなさい・・・
明日は、3泊したリスボンともお別れ、バターリャに向かいます。
つづく